内容説明
「深い学び」を生む教師の手立て。目指すべき、子どもの姿とは。授業者からの16の提案!
目次
1章 座談会―「深い学び」が目指すこれからの授業像
2章 「深い学び」を生む国語授業づくり(対話・交流と相互評価で「深い学び」の実現を!;読みの授業で深い学びをつくる;「読むこと」における「深い学び」を実現する発問と交流の在り方;「深い学び」の要素ファシリテーターとしての教師;「深い学び」へ向かうための「発問」とは?「参加」から「活躍」への道筋をつける教師の役割;「見方・考え方」の変容による学びの深化;国語科の深い学びについて考える―本時は、言葉による見方・考え方が働いたか;「深い学び」が生まれるための「交流」活動;発問と交流の工夫で生まれる深い学び;「深い学び」は総合的で創造的な学び ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にくきゅー
1
座談会と国語授業の提案の二部構成。座談会を読んで、資質・能力をつけるための授業という視点を持ち続けること、関連づけがキーとなる考え方であること、日常生活に活きる授業をしなければいけないが授業を日常生活にひきずりおとしてはならないことを感じた。授業実践を見ながら、振り返りについての提案がなかったように思う。学習をどう振り返らせるかは新学習指導要領の重視するところの一つ。あればよかったなあ。2017/09/06
U-Tchallenge
0
先日読んだ『子どもと創るアクティブ・ラーニングの国語授業』の続編のような一冊。今回のテーマは「国語授業における深い学び」について。Ⅰ章では、新学習指導要領改訂のキーマンの一人である奈須正裕先生と筑波大学附属小学校国語部の先生方との対談。この章は必見。「主体的・対話的で深い学び」をより噛み砕いてお話してくださっている。答申や学習指導要領より踏み込んだ表現がされているので理解が深まる。Ⅱ章は、いろいろな提案を読むことができる。僕としては、立石泰之先生の二つの発問が参考になった。2020/05/13
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