出版社内容情報
子どもをやる気にさせて逃がさない―それが「追い込む」指導!学習と生活の両面から主体的な子どもを育てるテクニックが満載の一冊。子どもをやる気にさせて逃がさない―それが「追い込む」指導!叱ったり怒ったりすることなく、子どもの集中力を最大限に高め、学習効果を上げるテクニックが満載。大ヒット書籍『指示は1回』の著書による、学級づくりの決定版!
はじめに
チャプター1 「追い込む」指導とは?
1 個別指導? 全体指導?
2 子どもが気を抜けない状況をつくる
【コラム1】 楽しい授業とは?〈前編〉
チャプター2 学習指導で「追い込む」
1 板書で集中力を高める
(1)板書のスピード
(2)書くのが遅い子 速い子
(3)わざと板書を書き間違える
2 見える化で自分の状態を把握させる
(1)できたら立つ
(2)名前カードの活用
(3)動作化する
3 適切な時間設定で緊張感をもたせる
4 的確な言葉かけで意識を高める
(1)的確な指示
(2)指示は曲げない
(3)自分の位置を知らせる
5 漢字の指導でやる気にさせる
(1)全員一斉に
(2)一列ずつで
(3)抜き打ち書き順テスト
(4)漢字リレー
6 お絵かきで理解を深める
7 間違い直しで逃がさない
(1)付箋の活用
(2)名前カードの活用
8 満点以上で向上心をもたせる
(1)漢字のテスト
(2)体育のテスト
(3)本読みカード
9 暗記で情報量を増やす
【コラム2】楽しい授業とは?〈後編〉
チャプター3 生活指導で「追い込む」
1 的確な指示で解釈を委ねない
(1)集団での作業
(2)遠足のゴミ拾い
(3)掃除場所のゴミ箱
2 責任の所在をはっきりさせて子どもを動かす
(1)個人の責任
(2)みんなの責任は無責任
(3)グループで責任を分け合う
3 「大坂の陣」でもめごとを解決する
4 褒めて褒めて主体性を引き出す
【コラム3】伊勢市立東大淀小学校の思い出
チャプター4 「追い込む」時に気を付けること
1 いつも同じことをしない
(1)画材の変化
(2)背の順
(3)一日のめあて
2 「分かりましたか?」で済ませない
3 話しすぎない
4 理想ばかりを追い求めない
5 教師にも宿題が出る
6 子どものせいにしない
7 名人の授業にだまされない
8 時々、子どもに負けてみる
(1)宿題プリント忘れ
(2)ない!
【コラム4】楽しい授業に助けられる
おわりに
楠木 宏[クスキ ヒロシ]
内容説明
学級も授業も指導のコツは“逃がさない”。子どもの集中力を最大限に高めるテクニックが満載!
目次
1 「追い込む」指導とは?(個別指導?全体指導?;子どもが気を抜けない状況をつくる)
2 学習指導で「追い込む」(板書で集中力を高める;見える化で自分の状態を把握させる ほか)
3 生活指導で「追い込む」(的確な指示で解釈を委ねない;責任の所在をはっきりさせて子どもを動かす ほか)
4 「追い込む」時に気を付けること(いつも同じことをしない;「分かりましたか?」で済ませない ほか)
著者等紹介
楠木宏[クスキヒロシ]
三重県伊勢市立小俣小学校教頭。1956年6月23日生まれ。三重大学教育学部卒業、三重大学大学院教育学専攻科修了。三重県公立小学校7校を経て、現職。三重大学教育学部非常勤講師。教育研究三重県集会理科部会助言者。内田洋行教職員発明考案品、平成25年度、平成26年度奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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