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社会科教育の今を問い、未来を拓く―社会科(地理歴史科、公民科)授業はいかにしてつくられるか

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491032887
  • NDC分類 375.3
  • Cコード C3037

出版社内容情報

教育課程改訂にむけて、現代の教育課題に対してどのような授業づくりをすればよいのか。日本社会科教育学会が総力をあげて取組む。

はじめに                   

日本社会科教育学会前会長 坂井俊樹

日本社会科教育学会会長  森茂岳雄



序章 本書の特徴と構成

日本社会科教育学会出版企画特別委員会 加藤公明第1章 子どもの現実と社会科の授業づくり

第1節 ネット社会のなかで孤立する中学生に歴史の楽しさを実感させる授業を

―実践「原始人日記を書こう」―                     

小林 朗

第2節 学ぶ意欲を育て、高校生に歴史を考える楽しさと大切さを教える討論授業

―朝鮮通信使から考える―                         楳澤和夫

第3節 子どもの考えを引き出し、活かす社会科の授業

―「刀狩の本当のねらいは何か?」の授業から考える―                   石上徳千代

第4節 韓国・朝鮮、中国との外交が軋む中で、東アジアの相互理解と連帯を推進する    社会科の授業                         梅田比奈子



第2章 日本と世界の現実と社会科の授業づくり 

第5節 東日本大震災・原発事故など日本の現実をいかに授業化するか

―都立高校の生徒たちに原発立地地域から東京をふりかえらせる授業―       柴田祥彦

第6節 流動する世界情勢を授業で扱うことの可能性と課題

   ―二人の生徒の認識を手がかりに―

                                石本貞衡

第7節 18歳選挙権によって高校地歴科・公民科はどうかわるか     

                                   田中一裕

第8節 持続可能な社会をめざす授業をいかにつくっていくか

―食の安全、環境問題、ESD―                        阪上弘彬・池下誠

第9節 排外主義(ヘイトスピーチや反ムスリムの風潮など)に対抗する多文化の共生    をめざす社会科の授業とは                    

太田 満



第3章 これまでの社会科教育が積み上げてきた実践・理論・運動が直面している課題と   展望

 第10節 地域の抱える問題を教材とした地理的分野と公民的分野の統合単元の開発

―よりよい社会の実現に向けたマニフェストの作成―        

伊藤貴史

 第11節 模擬体験で学ぶシリア紛争と難民受け入れ問題

―「当事者」として考える国際政治―                           華井和代

 第12節 子どもの問いを生かした社会科授業の創造

―小学校第4学年『くらしを支える水』の実践を通して―   

                                   由井薗 健

 第13節 男女差別が見えにくい現代社会で、「ジェンダー教育」をどう進めるか

―賃金分布から見えない差別について気づく眼を育てる授業―

升野伸子                                         

 第14節 小学校社会科におけるモビリティ・マネジメント教育の可能性

―交通渋滞を考える実践を通して―                     市川武史



日本社会科教育学会[ニホンシャカイカキョウイクガッカイ]

目次

序章 本書の特徴と構成
第1章 子どもの現実と社会科の授業づくり(ネット社会の中で孤立する中学生に歴史の楽しさを実感させる授業を―実践「原始人日記を書こう」;学ぶ意欲を育て、高校生に歴史を考える楽しさと大切さを教える討論授業―朝鮮通信使から考える ほか)
第2章 日本と世界の現実と社会科の授業づくり(東日本大震災・原発事故など日本の現実をいかに授業化するか―都立高校の生徒たちに原発立地地域から東京をふりかえらせる授業;流動する世界情勢を授業で扱うことの可能性と課題―二人の生徒の認識を手がかりに ほか)
第3章 これまでの社会科教育が積み上げてきた実践・理論・運動が直面している課題と展望(地域の抱える問題を教材とした地理的分野と公民的分野の統合単元の開発―よりよい社会の実現に向けたマニフェストの作成;模擬体験で学ぶシリア紛争と難民受け入れ問題―「当事者」として考える国際政治 ほか)