学校の教育効果と階層―中学生の理数系学力の計量分析

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784491029177
  • NDC分類 375.4
  • Cコード C3037

目次

序章 学力問題へのアプローチ
第1章 学力の階層差に関する実証研究の動向
第2章 学力とその階層差の実態分析
第3章 授業方法が学力の階層差に与える影響
第4章 学習方略が学力の階層差に与える影響
第5章 習熟度別指導が学力の階層差に与える影響
第6章 学校環境が学力の通塾格差に与える影響
終章 学力問題への示唆
補論1 授業理解度の学年間比較
補論2 学級文化と学力

著者等紹介

須藤康介[スドウコウスケ]
1983年東京都に生まれる。2006年東京理科大学理工学部応用生物科学科卒業。学士(理学)。2008年東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース修士課程修了。修士(教育学)。2011年東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Toshi_S s2

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学習のプロセスや学力の発達、家庭環境にによるそれらの格差について、通俗的な仮説やエビデンスが不十分な課題をピックアップし、可能な限り正確なデータを用いて経験的な知見を積み上げた著作。各章の問題意識や先行研究の整理がコンパクトにまとまっていて、分析の結果が非常に読み取りやすくなっている。また「教育の科学」としての意義と「実践的教育学」としての意義の双方への目配りもバランスがよく、学力問題や教育政策を考えるうえで、非常に参考できる点が多い仕事だといえる。2015/09/18

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