内容説明
日本の理科教育が転機を迎えている。本書は、「なぜ理科を学ぶのか」という基本的なところから、具体的な授業方法、ITやポートフォリオ評価の活用といった最新のテーマについてわかりやすく解説。新しい理科教育の姿が見えてくる一冊。
目次
第1部 なぜ理科を学ぶのか?―理科教育の必要性とその目的(理科教育の現状と課題;理科教育が目指すものは?―科学の多面性と理科教育 ほか)
第2部 子どもの側に立った指導と学習(子どもは自然をどう捉え、教師はそれをどう受け止めればいいのか?;子どもの側から理科を教える―学びの道具とその利用 ほか)
第3部 理科の授業をどう構成するか?―課題と留意点の実際(物理分野の授業構成とその特色―教材内容の取り上げ方;化学分野の授業構成とその特色―実験の開発と編成 ほか)
第4部 理科における新しい評価(理科の活動結果をどう見取り、どうフィードバックするか?;理科におけるポートフォリオ評価 ほか)