内容説明
本書は、文学作品ジュディ・ボースト『ぼくはねこのバーニーが大すきだった』を中心学習材にした授業実践の記録である。一つの作品『ぼくはねこのバーニーが大すきだった』を軸に、どんな国語単元を構想することができるか、どんな「ことばの力」を獲得させることができるか、そして、どうすれば物語を読むことが好きな子どもを育てることができるかを提案した。二つの学級(三年生と四年生)の子どもたちの学習の様子を説明しながら、できるだけ具体的に単元全体を紹介している。
目次
第1章 作品の学習材研究(作品の内容的価値(その「主題」)について
作品の教材的価値(「ことばの学習」)について)
第2章 単元実践(「二つの命―バーニーとフレディー」の実践;「命とは―」の実践)
著者等紹介
二瓶弘行[ニヘイヒロユキ]
筑波大学附属小学校教諭
池上幸治[イケガミコウジ]
長野県東筑摩郡坂北村立坂北小学校教頭
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