内容説明
本書は、明治以来の日本での人間観と教育観とが、教育上そもそもどういう問題を含んでいたか、本来の在り方を如何に歪められていたかの経緯を解き明かす。また、そう説明された教育史的経緯が現在の日本人にどういう結果を及ぼしているかを、「現代日本人の生き方」という社会学的な調査研究によって検証した。最後において、では新しい日本の教育がどうあったらよいと考えられるかを考察した。
目次
第1章 近代教育体制のスタート
第2章 批判と抵抗のかたち
第3章 なす術を知らない教育
第4章 現代日本人の生き方(調査研究)
第5章 「善く生きる」人間と教育体制
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