内容説明
本書は、科学技術というものが本質的にもっている性質や科学技術にどっぷりと漬っている社会のもっている性質、私たちが主体性を失わないで科学技術と向き合っていくための心得のような事柄を取り上げている。
目次
生活に侵入してきたテクノロジー―便利さとは何だろう
写真は真を写すか?
マニュアルの読み手と書き手
製品開発のテクノロジーと広告戦略―スポーツシューズを例にして
リサイクルの損得勘定―何のためのリサイクルか
漂う研究者―コペルニクス
情報化社会とはどんな社会なのだろう?
狂牛病騒動の記事を解読する―情報を読み解く力を身につけよう
科学技術にもインフォームド・コンセントを!
「クローン」と「遺伝子」―何が問題なの?〔ほか〕