江戸幕府の御家人

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江戸幕府の御家人

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490210569
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C1021

出版社内容情報

江戸城内の掃除だけが仕事の武士、告げ口を仕事とする武士、料理を作る武士、外国語を翻訳する武士、丸坊主姿の武士……本書は、幕府(徳川家)に仕えるサラリーマン「御家人」に焦点を当て、下級武士の実態を詳細に描く。

内容説明

徳川将軍の直臣1万5,000人~1万8,000人の名もなき武士たちは、どのように採用され、どこに住み、どのような場所で、何の仕事に従事していたのか?職務・生活・身分から下級幕臣の実態を探る。

目次

序章
第1章 御家人とは何か?(旗本と御家人;御家人における様々な差異;御家人の役職と旗本の役職;御家人の人生と相続;御家人はいったいどこに住んでいるのか?;御家人株とは何か?;御家人の家計;明治維新後、御家人はどこへ消えたのか?)
第2章 多種多様な御家人の役職(番方の諸役職;目付の配下―徒目付・小人目付;幕府財政部門の御家人;坊主頭の御家人;江戸城内の雑務のに担い手;江戸を知らない御家人たち;遠国奉行支配の御家人;無役の御家人―古普請組と目付支配無役)
第3章 御家人未満の幕府役人(幕臣としての性格を帯びる町人;学問・芸術によって幕府に仕える者たち;音曲によって幕府に仕える者たち;地域社会に生きる「御家人未満の幕府役人」たち)
第4章 史料から読み解く御家人の実態(御家人の役替えや昇進をめぐって;大田南畝の記録からたどる御家人の勤めぶり;勘定所役人の仕事ぶりと立身;御家人株売買の様相をめぐって;御家人株の買得によって幕末史に名を残した人物たち)

著者等紹介

戸森麻衣子[トモリマイコ]
1975年、埼玉県に生まれる。2007年、東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学専門分野博士課程修了。人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系機関研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現在、東京農業大学国際食料情報学部非常勤講師・早稲田大学エクステンションセンター講師・池袋コミュニティカレッジ講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

78
江戸幕府の実働階層であった「御家人」の姿を多様な面から考察したもの。網羅的に書かれてる訳では無いが辞書のように使える大著であると言える。柳営学(江戸幕府研究)には故小川恭一氏の存在が極めて大きかったのであるなと思い知らせれた。 2024/09/27

アメヲトコ

7
21年12月刊。大名や旗本に比べると史料が乏しく言及されることの少ない御家人について、その実像を詳細に紹介した一冊。御家人の一生から職掌、生活までとにかく説明が丁寧かつ具体的で、興味深いエピソードも満載ですが、第四章の「史料から読み解く御家人の実態」を除いて典拠が省略されているのが残念。第三章「御家人未満の幕府役人」は御家人そのものが対象ではないものの、地域社会と幕府役人との関わりなど、大変面白く読みました。2022/06/13

ウォーカージョン

4
当時の情報が少ないとかいうことだけど、かなり詳しいし分厚い。読み切るのが大変だった。全部頭に入れるのは無理だったので、事典のように使おうか。御家人の出世に関する事例などは面白かった。2023/05/06

Go Extreme

3
御家人とは何か?: 旗本と御家人 御家人における様々な差異 御家人の役職と旗本の役職 御家人の人生と相続 多種多様な御家人の役職: 番方の諸役職 目付の配下 幕府財政部門の御家人 御家人未満の幕府役人: 幕臣としての性格を帯びる町人 学問・芸術によって将軍に仕える者たち 史料から読み解く御家人の実態: 御家人の役替えや昇進をめぐって 大田南畝の記録からたどる御家人の勤めぶり 勘定所役人の仕事ぶりと立身 御家人株売買の様相をめぐって 御家人株の買得によって幕末史に名を残した人物たち2022/01/17

wuhujiang

2
幕府御家人及び支配の末端にかかわる人々の辞書的な存在になれる本だと思う。御家人とは何か?から始まり個々の職、実際の生活前触れられている。国史大辞典や江戸幕府大辞典等でも御家人以下だと解説が十分とは言えないので、体系だって解説してくれる本は貴重だった。2022/02/20

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