出版社内容情報
古代から近現代まで各時代ごとに分け、その時代に歴史上でどんなことが起きたのか、また音楽の世界ではどんなことが起きたのか。日本音楽が歴史とどのように関連して、形成、変遷してきたのかを理解しながら、日本音楽の楽しさがわかる決定版。
内容説明
「日本史」のできごとと「日本音楽・伝統芸能」がどのように関連していたのか。古代から近現代までを時代別に分け、日本音楽の変遷を楽しく解説。やっぱり楽しい日本音楽!
目次
第1部 古代(倭の国と大和朝廷 「はじめ人間」がクニを作ったよ―古代人の楽器;律令国家の誕生 ナントうつくしいナラの都―半島・大陸から芸能音楽の輸入 ほか)
第2部 中世(武士による政権樹立 鎌倉ドノの革命―中世芸能の誕生;室町幕府と南北朝 混沌とした京の武家政権―能楽・日本文化のできあがり ほか)
第3部 近世(江戸時代初期 町人文化の芽ばえ―三味線・近世箏曲・歌舞伎の誕生;江戸時代中期 町人文化爛熟の世―文化の拡散 劇場芸術の発展 ほか)
第4部 近・現代(明治時代の光と影 おしよせた西洋文明―邦楽界の混乱;大正から昭和初期 アジア最大の軍事国家に―新日本音楽の出現 ほか)
著者等紹介
釣谷真弓[ツリヤマユミ]
芸名、釣谷雅楽房。箏曲家・日本音楽史、アジア民族音楽研究。金沢市出身。日本国内、海外(NYカーネギーホール、シドニー・オペラハウスほか欧米、アジア各国)での演奏活動に加え、日本音楽史、民族音楽関係の執筆、音楽大学や各種講座でのレクチャー、小・中学校での公演などで日本音楽の普及に努めている。自ら収集したアジア民族楽器を用いてのユニークな講義は定評がある。2006年、北國芸能賞、2013年金沢市文化活動賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
まちこ
-
- 和書
- にんぎょのおうじ