ドイツ職人紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490209921
  • NDC分類 502.34
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ものづくり文化の魅力をたどってさまざまな職業を訪ね歩く。ドイツ職人の歴史・由来・変化そして現代の姿を紹介する珠玉のエッセイドイツ文学者でエッセイストの池内紀さんが、ドイツのさまざまな地域の職人を訪ね歩き、話に耳を傾け、その職業の特徴や魅力、歴史背景、いまの社会での役割などを紹介したエッセイ集。
ここにあげられる職業は、すべて今も、そのまま、あるいはかたちを変えるなどして残っているものばかり。「時計師」「ビールづくり」「古書店」「活版師」などといった、ドイツの社会・文化史を色濃く反映する職業が並んでいます。すべてに1点以上の写真または図版を入れ、ひとつひとつ読み進めながらその時代、その地を実際にめぐっているかのような追体験ができる、読み手にとってエッセイならではの良さを味わえる一冊。


第1章 町の早耳 
 理髪師/時計師/眼鏡師/高級小間物商/靴匠/粉ひき

第2章 神様の贈り物
 ビールづくり/ワインづくり/精肉業/古書肆/書店/活版師/坑夫

第3章 天までとどけ 
 石工/錫師/彫刻師/蹄鉄師/皮革業/棟梁/オルガン奏き/鐘師

第4章 けむりの行方
 タバコ商/金貸し/公証人/弁護士/かつら師

第5章 喉をからして
 香具師/狩人/船乗り/道化師

終章 ごきげんよう 
 薬屋/リュートつくり/紋章師/風呂屋/とむらい屋


池内 紀[イケウチ オサム]
著・文・その他

内容説明

ものづくり文化の魅力をたどってさまざまな職業を訪ね歩く。眼鏡師、書店、ビールづくり、タバコ商からかつら師、船乗り、とむらい屋まで―。ドイツ職人の歴史・由来・変化そして現代の姿を紹介する珠玉の35のエッセイ。

目次

第1章 町の早耳
第2章 神様の贈り物
第3章 天までとどけ
第4章 けむりの行方
第5章 喉をからして
終章 ごきげんよう

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者・エッセイスト。『ゲーテさんこんばんは』で桑原武夫学芸賞、『海山のあいだ』で講談社エッセイ賞、『恩地孝四郎―一つの伝記』で読売文学賞を受賞。訳書『カフカ小説全集』で日本翻訳文化賞、ゲーテ『ファウスト』で毎日出版文化賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

27
ドイツの職人について、その由来から面白く書かれている。ドイツ人は、職業に由来する姓が多い、例えば、Müller(粉屋)・Schmidt(鍛冶屋)Schneider(仕立屋)・Fischer(漁師)・Mayer(農民)・Becker(パン屋)・Wagner(車大工)・Schulz(村長、町長)どの姓がお気に入り?私は、Schneider(シュナイダー)なんてカッコイイと思いますがね。2023/06/09

山猫

18
地図が付いていたらなぁと思わずにいられなかった。カフカやホフマンなどにも触れながら、ドイツ中のさまざまな職人とのふれあいについて、穏やかに時にユーモアを交えて稀代の趣味人(命名者は群ようこ)・池内センセが語る35章。 衣食住すべてに渡る職人たちの技がこうして脈々と受け継がれているから、現在の工業国ドイツがあるのだと感じずにはいられない。 ドイツ好きには特にお勧めしたい一冊。2018/11/06

スプリント

14
ものづくりの文化が根付くドイツの職人の生活振りを紹介した本です。詩と絡めて紹介しているところがドイツ文学者の著者ならではの面白い試みだと思います。2018/11/04

鬼山とんぼ

5
音楽とビール・ソーセージ以外ほとんどドイツに縁がない私だが、この池内さんという人はなかなかの人物とお見受けした。第一に日本語が簡潔にして要領を得ている。該博な知識、素直な興味の表し方、多分、大先生なのに押しつけがましいところのない人だから、かの地での職場探訪も気持ちよく受け入れられたのだろう(まあ一部NHKの後ろ盾もあったのだろうが)。外国を歩くときは人物、事跡、歴史に敬意をもって行動することが大事だと感じた。2019/02/28

takao

3
ふむ2020/02/19

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