MI6対KGB―英露インテリジェンス抗争秘史

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MI6対KGB―英露インテリジェンス抗争秘史

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  • サイズ B6判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490209631
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世界の二大諜報機関、英国のMI6とソ連のKGBのスパイ抗争を元KGB将校が描く。「東側」からMI6の実情を伝える初の書籍世界の二大諜報機関、英国のMI6とソ連のKGBのスパイ抗争を元KGB将校が描く。「東側」からMI6の実情を伝える初の書で、初めて明らかになる冷徹で狡猾なMI6の手口には戦慄を覚える。インテリジェンス用語集、索引付。



1 ロンドン。SISの本営「センチュリー・ハウス」

2 英国の秘密情報機関。その歴史と現在

3 遠い昔のことをもう少し。任務遂行中の秘密機関

4 諜報機関の迷路

5 「揺りかごの中の幼児を絞殺」

6 「ロックハートの陰謀」から「トレスト」と「シンジカート」へ

7 二つの世界大戦の狭間で

8 インテリジェンス・サービスとミュンヘン

9 ミュンヘン談合のもたらした結果

10 「熱い」戦争から「冷たい」戦争へ

11 諜報機関の「眼」と「耳」

12 「すべては人材次第」

13 「トムリンソンのリスト」についての本書の著者の一考察

14 写生

15 「ベルリンのトンネル」

16 「黒色のプロパガンダ」陰謀と虚報

17 寒気に曝される日常

18 モスクワ、ルジニキ

19 イギリスライオンの咬む力

20 「私は大使館の車のトランクに入れられて運び出された」

21 新しくアレンジされた古い歌

22 「特別な関係」

23 謎の人物「ミスター・シー」

24 比喩と現実

レム・クラシリニコフ[レム クラシリニコフ]
1927年生まれ。陸軍少将。モスクワ国際関係大学卒業後、1949年にソ連邦国家保安委員会(KGB)に入局。捜査係助手からキャリアをスタートし、KGB第二総局第一課課長(1979?1992年)の地位まで上り詰める。主に、英米の諜報機関による対ソ連(ロシア)諜報・破壊工作に対抗しての防御活動に携わる。数々の国家勲章を受章。ソ連・ロシアの伝説的な諜報員として知られ、多くの著書がある。主なものに『新しき十字軍戦士たち:CIAとペレストロイカ』、『「モグラ」の最期』、『チャイコフスキー通りに出没する幽霊』(アメリカ特務機関のモスクワ支局について)ほか。2003年3月16日に77歳で死去。

佐藤 優[サトウ マサル]
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失う。著書は『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』、『自壊する帝国』、『私のマルクス』、『世界インテリジェンス事件史』のほか、共著に『インテリジェンスの最強テキスト』(手嶋龍一氏との共著)、『僕らが毎日やっている最強の読み方』(池上彰氏との共著)など多数。

松澤 一直[マツザワ カズナオ]
1939年生まれ。国際キリスト教大学(ICU)中退。外務省ロシア語研修生としてモスクワで3年間研修後、在ソ連邦日本国大使館、総領事館に勤務。退省後、ソ連貿易専門商社のモスクワ駐在員として勤務。ソ連・ロシア連邦滞在通算32年。帰国後はロシア語翻訳、通訳に専念。ロシア語映画の日本語字幕用翻訳、ロシア語学習学校講師、法廷通訳などに従事。訳書に『大空からの手紙』、『レーニンと日本』(共訳)のほか、ロシアのジョーク集を出版。

内容説明

007の華やかな活動の裏にある英国秘密情報部の「黒い活動史」を敵対国の当事者が詳細に記録!KGB元諜報員によるMI6の「裏面史」。

目次

1部(ロンドン。SISの本営「センチュリー・ハウス」;英国の秘密情報機関。その歴史と現在;遠い昔のことをもう少し。任務遂行中の秘密機関;諜報機関の迷路 ほか)
2部(写生;「ベルリンのトンネル」;「黒色のプロパガンダ」陰謀と虚報;寒気に曝される日常 ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル] [Krasilnikov,Rem]
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失う

クラシリニコフ,レム[クラシリニコフ,レム]
1927年生まれ。陸軍少将。モスクワ国際関係大学卒業後、1949年にソ連邦国家保安委員会(KGB)に入局。捜査係助手からキャリアをスタートし、KGB第二総局第一課課長(1979~1992年)の地位まで上り詰める。主に、英米の諜報機関による対ソ連(ロシア)諜報・破壊工作に対抗しての防御活動に携わる。数々の国家勲章を受章。ソ連・ロシアの伝説的な諜報員として知られ、多くの著書がある。2003年3月16日に77歳で死去

松澤一直[マツザワイチナオ]
1939年生まれ。国際キリスト教大学(ICU)中退。外務省ロシア語研修生としてモスクワで3年間研修後、在ソ連邦日本国大使館、総領事館に勤務。退省後、ソ連貿易専門商社のモスクワ駐在員として勤務。ソ連・ロシア連邦滞在通算32年。帰国後はロシア語翻訳、通訳に専念。ロシア語映画の日本語字幕用翻訳、ロシア語学習学校講師、法廷通訳などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Isamash

22
レム・クラシリニコフ・元KGB課長(1927年生まれ)による2017年著作の訳本。英国情報機関SISの歴史から始まりソ連成立時、第二次大戦前、戦後、現代に至るまでの活動史、更にCIAとの特別な関係も分析。随分酷いことを冷徹に行ってきてる紹介もあるが、人材育成、海外エージェントのリクルートや運営等、SISのきめ細やかなノウハウに、著者はCIAと異なり一目を置いていることは印象的。ただし現代に近づくほどエピソードや情報が断片的で面白みに欠けてくる。米英が協力してロシアの弱体化を図ってきてるとの被害者意識も大。2022/06/06

masabi

14
【概要】KGBから見たMI6の活動秘史。【感想】筆者は防諜機関の課長に登り詰めた人物。ソ連側の手練手管の記述は最小限で、大部がMI6がソ連や関係国内でいかに暗躍してきたかを描く。スパイを用立て必要な情報を得る、逆に虚偽情報を相手に掴ませるなどの活動を知れる。同盟国の通信を傍受する等を含む。KGBに対する記述よりMI6の作戦の失敗や強味弱味の記述が厚く、筆者は読者にKGBのMI6の優越を印象付けたいのだろうなと思えた。 2020/04/01

yasu7777

3
★★★☆☆ 稲沢3476-2042022/04/28

takao

2
ふむ2023/07/07

いぬかい

1
KGB側からの回顧録に親しめていなかったので新鮮……(「KGBは世界最強の諜報機関だった」を繰り返してくれる……) 一方で西側諜報機構におけるCIAの予算・規模の圧倒的優越を取り上げた後で「SISの活動の多くは時宜に適った優雅な方法で実行される点で際立っており、構想は他国のものと比べより繊細かつ念入りであり、実行方法は極秘度と慎重性で勝っていた」と遠回しにCIAを腐しつつSISを評するところも好き……2018/12/09

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