ドナルド・トランプ 黒の説得術

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ドナルド・トランプ 黒の説得術

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784490209525
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世界一のペテン師か?それとも老獪な策略家か?あらゆる発言から「真実の姿」とその戦略を分析いよいよ米大統領選も終盤。数々の問題発言、そして政治経験のないトランプ氏がなぜここまでの人気を博しているのか?なぜトランプに多くの支持が集まるのか?その秘密は、計算されつくしたとてつもない「説得術」にあった。



1章 感情を支配するトランプの説得術



    トランプのどこが「別格」なのか/かならず勝てるテーマを提示/ビジュアル的な言葉で感情を刺激/

    つねに勝つことを「保証」/テレビ通販の手法/「他力本願」を叶える/トランプが使う3段階の感情支配テクニック/

    「エンパワメント」――相手を自主的に動かす技術/「怒り」の感情に訴えかける/細部にこだわらない/

    相手の不信感をとりこみ自分の力に変える/トランプの説得術 3つの技法/「決して謝らない」というテクニック/

    3幕のエンターテインメント・ショー/繰り返しの技術――好感度は関係ない/演説の2つの話法 演説話法と随筆話法/

    トランプの随筆話法のテクニック/第2ステージで打ち出した「大統領らしさ」/イメージ戦略の名人





2章 トランプ話術に隠された心理テクニック



    シンプルに話すことこそ話術の命/簡単なことばしか使わない/小学校4年生レベルの語彙で十分/

    気づかぬうちに相手を同意させてしまう技/韻を踏むことで伝えたいことばを印象づける/繰り返しの効果/

    古代から使われてきたテクニック/「便乗商法」 多数輪唱とバンドワゴン効果/虚構であってもかまわない/

    ハッタリと誇張の効果/「言わないことによって語らしめる」技術/人身攻撃術で論点をずらす/

    「脅迫論証」と「究極の誤謬」で相手を手玉にとる/あいまいな物語をソーシャルプルーフで防御/

    「ソーシャルプルーフ」で攻められたら「全面否定」で返す/ローマ法王の批判をもはね返す/リフレーミングの妙技/

    問題の切り取り方を変える/ダブルバインドで相手を翻弄する/トランプがブッシュにかけた罠/

    自分で答えを発見したかのような感動を提供する



3章 クリントンを陥れたトランプの「黒ブランド」戦略



   「心のないヒラリー」/「悪口の刷り込み」の心理作用――認知バイアスを引き起こすトランプの呪文/

   悪口によるブランド戦略/相手をおとしめるための戦略/議論の白熱化がブランド宣伝につながる/

   ブランド戦略がないクリントン/クリントンがトランプを宣伝?/無難ゆえに心に響かないスローガン/

   トランプとクリントンのブランド戦略の違い



4章 悪口を人気に変えるトランプの錬金術



    悪口という技術/人柄の悪さを印象づけるあだ名をつける/ネガティブ・ブランドを確立する/

    「子分」になったクルーズ/ライバルを追い詰め、さらに利用する/あだ名をつけるテクニック/

    悪口の失敗例 ルビオの例/完膚なきまで叩きのめす戦術/「黒の説得術」が功を奏した討論会/

    カーリー・フィオリーナの場合/ジェブ・ブッシュはなぜ失敗したか/クルーズの説得術が成功した例



5章 トランプの超ポジティブ思考法



    トランプの源流はポジティブ至上主義/トランプが唯一師匠と呼んだ人物/考え方は事実よりも重要/

    「不安の大半は精神的なものである」/「勝つ」対象はどうでもいい。「勝つ」という考え方が重要/「

    問題を見上げるのではなく、見下ろすのです」/「潜在意識に立ち向かえ」/トランプのスピーチの催眠術効果/

    ポジティブ思考の背後には恐怖がある/「エネルギー漏れがない男」こそが人間の理想像!?/

    ネガティブな話題で劣等感と無力感を刺激/全アメリカ国民を無力感の患者にする/治療できるのはトランプだけ



最終章 新たなトランプ像



    新たなトランプ像/トランプ劇場と日本の劇場型政治の違い/大統領選テーマは「雇用」と「税金」/師としてのトランプ





おわりに



参考文献一覧



浅川 芳裕[アサカワ ヨシヒロ]
1974年、山口県生まれ。作家・翻訳家。フリージャーナリスト。エジプト・カイロ大学文学部セム語専科中退。英語、アラビア語通訳・翻訳、ソニー中東市場専門官、『農業経営者』副編集長を経て独立。著書はベストセラー『日本は世界5位の農業大国』(講談社+α新書)ほか多数。訳書に、トランプと共和党大統領予備選を戦ったランド・ポール上院議員著『国家を喰らう官僚たち―アメリカを乗っ取る新支配階級―』(新潮社)などがある。

内容説明

トランプ発言の「7割はウソ」!なぜアメリカ人は彼を支持するのか?聞き手の感情を支配する危険な「心理テクニック」を徹底解明。

目次

1章 感情を支配するトランプの説得術
2章 トランプの話術に隠された心理テクニック
3章 クリントンを陥れたトランプの「黒ブランド」戦略
4章 悪口を人気に変えるトランプの錬金術
5章 トランプの超ポジティブ思考法
最終章 新たなトランプ像

著者等紹介

浅川芳裕[アサカワヨシヒロ]
1974年、山口県生まれ。作家・翻訳家。ジャーナリスト。『農業ビジネス』編集長。ジャガイモ雑誌『ポテカル』編集長。エジプト・カイロ大学文学部セム語専科中退。英語、アラビア語通訳・翻訳、ソニー中東市場専門官、『農業経営者』副編集長を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

23
ドナルド・トランプ 黒の説得術。浅川芳裕先生の著書。政治家としてのドナルド・トランプ大統領に対する好き嫌いは分かれるだろうけれど、ドナルド・トランプ大統領の話術や説明能力、プレゼンテーション能力、ポジティブ思考には学べるところが多いと思います。日本人が一番苦手な分野なのだから、素直に学ぶ姿勢が必要なのかも。2018/10/06

C-biscuit

14
図書館で借りる。トランプ大統領についてはアメリカ大統領だけに未だに話題に事欠かないところである。この本は選挙戦時に使用された説得術にスポットを当てたものであり。このように解説されると、トランプ大統領当選は必然であったようにも感じてしまう。成功しているだけに恐ろしいスキルである。そして、この術にハマった対立候補者たちの完敗ぶりが、詳しく書かれており、テレビで見た場面もなるほどそうだったのかと、今更であるが、感心させられる次第である。アメリカの大統領選特有のものでもありそうだが、ペルソナの話は参考になった。2017/04/05

ルル

9
感覚でわかる人、教えてもらい身につける人、これが天性の分かれ目。トランプ大統領の語りの天性が記されています(*^^*)2017/06/20

yurari

5
ゴールを定め、そのために何をすべきか。特に大統領になるまでの過程を3つにわけ、それぞれにおいて異なる戦略を立てて実践したことは勉強になった。(あまり認めたくないが)発言の一貫性よりも、いかにゴールに到達するかに主眼を置くべきか。謝らないテクニックも使う場所を間違えなければテクニックとして有効かもしれない。綺麗事ばかり言うステージをそろそろ抜け出すときかな・・。2018/07/16

Amano Ryota

3
トランプ教会という言い回しが、ぼくの中で何だか腑に落ちた。ぼくも自信の無さにかけては自信がある方なので、自信を与えてくれる存在がいたら、ころっといっちゃうと思うな。悲しい話だ。「つまり、トランプの一連のネガティブ発言は、ポジティブ思考に導くための序曲にすぎなかったのである。(中略)これは言うなれば、トランプ教会だ。自信というエクスタシーこそが、究極の勝利なのだ。トランプ教とはポジティブ思考の信仰だ。人生のあらゆる場合で、あらゆるレベルで、全ての時間を通じて、ポジティブ思考によって『自ら、勝利する』のだ。」2016/11/10

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