内容説明
建て替えられ、巨大なビルになった駅、機能性と効率化でコンパクト化した駅、100年の月日を経て、なお現役の駅、路線廃止にともなって役目を終えた駅、何が消えて、何が残ったのか…定点撮影された写真が、駅の姿を物語る。
目次
第1章 ターミナルの新旧(旅立ちのときめきは郷愁のかなたへ 札幌(北海道)
国指定重要文化財と超高層ビルのコラボレーション 東京(東京都) ほか)
第2章 津々浦々 駅の新旧(特別天然記念物と「共生」する駅 茅沼(北海道)
シーズンにせめて観光列車を! 静内(北海道) ほか)
第3章 老いて輝く駅舎(北海道らしい「煙突の突き出した屋根」 新旭川(北海道)
三角形のかすかな丸みに匠の技を見る 大沼公園(北海道) ほか)
第4章 失われた駅(北見山地に阻まれ行き止まりの駅 北見滝ノ上(北海道)
“流氷の町”の表玄関だった駅 紋別(北海道) ほか)
著者等紹介
松尾定行[マツオサダユキ]
きしゃ旅フォトライター。昭和24年(1949)、長崎県生まれ。広島大学教育学部卒業。出版社の雑誌編集部に勤務した後、昭和54年(1979)に独立して、鉄道および旅をテーマとする出版物の編集・執筆に取り組んできた。平成24年(2012)は『週刊SL鉄道模型』(講談社)の連載記事執筆を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金光 真佐一
0
ここしばらくのバタバタで、読書から離れたリハビリに読んだ本。古い駅舎に味があるのは確かだけど、自身の体験をもとにした懐古趣味ともとれる内容。2012/10/06
doremi
0
たぶん、個人ブログを巡回した方が良いかと。大宮駅西口(埼玉県)の新旧や原宿駅(東京都)もかなり古いのに、なんで取り上げなかったのでしょう。古い駅といっても、80年代が多くて、正直なところ微妙です。 2012年 C0065 \1900. 20122012/07/04
宗芳
0
無味乾燥な駅が増えていく中、古く親しまれた駅は大切にしなければと思います。 2012/05/25