光文社新書<br> 慢性病を根本から治す―「機能性医学」の考え方

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光文社新書
慢性病を根本から治す―「機能性医学」の考え方

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038861
  • NDC分類 493.1
  • Cコード C0247

出版社内容情報

ビル・クリントン元アメリカ大統領も取り入れたことで話題となった予防医学の最先端を、日本の機能性医学の第一人者が伝える。

内容説明

「機能性医学」とは、糖尿病や高血圧といった発症メカニズムが複雑な慢性的な生活習慣病を、できるだけ治療薬に頼ることなく、その根本的な原因に立ち返って完治を目指そうとする次世代の新しい医療を指す。私たちが慢性疾患に悩むのはなぜか。投薬中心の治療ではどうして治らないのか。現代の医学と医療が抱えている課題は何か。アメリカで機能性医学を学び、日本で初めて認定医の資格を取得した医師が、機能性医学の基本的な考え方から慢性疾患の隠れた原因、そして治療薬に頼らないライフスタイルの改善方法までを詳しく紹介する、本邦初の本格的入門書。

目次

序章 機能性医学とは?(現代医療の限界;新しい医学 ほか)
1 慢性疾患の隠れた原因(心臓病―高コレステロール値以外のリスク;動脈硬化―ビタミンB群が鍵を握る ほか)
2 7つの視点から捉える慢性疾患(防衛と修復―免疫と炎症の仕組み;消化と吸収―「腸の時代」のポイント ほか)
3 慢性疾患を改善する5つの習慣(ケトジェニックダイエットとは?;ストレスへの対処法 ほか)

著者等紹介

斎藤糧三[サイトウリョウゾウ]
1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、日本ファンクショナルダイエット協会・副理事長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。遅延型フードアレルギー検査をいち早く導入し、腸内環境の再生によってアレルギーなどの慢性疾患を根治に導く次世代型医療・機能性医学を日本に紹介、日本人として初めての認定医になる。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエット指導、更年期障害の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうちゃ

16
☆3 身体に悪いと思っていても、ついついやってしまう毎日の習慣。うつ病、糖尿病、冷え、不眠症、心臓血管病、腸の不調、アレルギー性疾患etc食生活から対人関係まで見直すべき毎日の習慣を、データを交え本格的に解説。難しいところは飛ばしてわかりやすいところや、気になるところだけ読んでもいいと思う。2015/12/03

ジュリ

3
炎症がうつ病と関係していたり、ホモシステインでコラーゲンの生成が抑制されたり、へーっと思うことがたくさんあった。栄養を摂ることが大切。2016/11/02

山田 梓

2
「機能性医学」初めて聞きましたが凄く良い考え方でした。以前読んだ「ジョコビッチの生まれ変わる食事」とも似たような考え方だったのですんなり納得できました。「機能性医学」は簡単に言うと「病気そのものではなく、病気の後ろに潜んでいる病態に目を向け、個々の生活習慣に応じて対応するというもの。」やはり、従来の西洋医学の考え方よりは個人的にはこちらの方が好きですね。「健康なままでいられるか、病気になってしまうかの大きな分かれ道は、健康情報を正しく知っているか否かにかかっている。」本当にその通りだと思います。2017/02/19

りょうみや

2
医学、生理学的用語が多用されていて読みやすくはない。 1.栄養のバランス(特に糖質過多には気をつけること)、2.日々の運動、3.ストレス管理、4.睡眠、5.人との繋がりが健康維持・生活習慣病予防のために大事。 2015/11/18

須那 雄太郎

1
岡山県立図書館→購入2019/10/26

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