内容説明
台風、竜巻、雷雨、大雪など、身近に起こる大気現象はいつ、どのように起こるの?過去の具体的な事例を挙げて、気象災害の仕組みをわかりやすく解説。
目次
1 「激しい大気現象」とは
2 個別現象(台風;大雨/集中豪雨と局地的大雨(ゲリラ豪雨)
雷雨
積乱雲
竜巻
大雪/集中豪雪
ポーラーロー/寒冷渦
ガストフロント
ダウンバースト
航空機んじとっての激しい大気現象
急速に発達する低気圧)
3 「激しい大気現象」の観測と予報(観測;予報)
4 防災対応
著者等紹介
新田尚[ニッタタカシ]
1955年、東京大学理学部地球物理学科卒業。中央気象台(現・気象庁)に入る。沖縄気象台長、予報部長、気象庁長官。1993年、気象庁定年退官後、東海大学特任教授、(株)ハレックス取締役、相談役などを歴任。理学博士(東京大学)。専門は、数値予報、気象力学、大気大循環論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こばこ
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「激しい大気現象」を(専門で)扱った気象系の書籍はそうは多くない上に、内容が最新ということで、興味深く読んだ。 この分野においては藤田先生の業績が半端ないなぁと思わされたりも。 しかしなかなか竜巻については予測技術が確立されてないのは悩ましいところ…だよなぁと。2013/07/27
五番町睦十/ごばんちょう むつじう
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これまでのシリーズ物、執筆陣はどれも平易に書こうと腐心されているのがわかるが、本書は一番イメージしやすい題材であって、従って読みやすかった。シリーズ全部通読して見えてくるところもあろうから、早く一周クリアしたい。2013/07/11
ともたか
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天気の予報はむずかしい。 大気の収縮具合で雲ができ雨が降る。 また西から大気が流れてる。 いやいや 地球自体が回っているし 太陽の周りを地球が回っている。 あれやこれや変数がたくさんある。 その天気の現象のあれこれが 載っている。2012/09/21