内容説明
「韓国併合」から解放前後までの植民地朝鮮の通史。参考史料・文献を適宜紹介し、官制表、関係年表、重要法令、諸統計なども収載。入門講座としても好適な一冊。
目次
総論 植民地朝鮮
第１章 「武断政治」と三・一独立運動
第２章 「文化政治」と朝鮮
第３章 在日朝鮮人の形成と「関東大虐殺」
第４章 植民地の近代と民衆
第５章 在朝日本人の世界
第６章 在日朝鮮人の世界
第７章 総力戦体制の形成と展開
第８章 戦争と朝鮮人
第９章 朝鮮の「解放」と日本
付録
著者等紹介
趙景達［チョキョンダル］
１９５４年生まれ。千葉大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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大葉
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関東大震災の時、朝鮮人が井戸に毒を〜などの流言を内務省が積極的に流布したこと、多くの朝鮮人をためらいもなく虐殺したこと、なぜ平気でそんなことができるのか、自分たちと違う人たちを嫌ったり蔑む気持ちがどこから生まれるのか知りたい/ "アジア諸地域への経済的進出などを実現するうえで、植民地等での統治や諸活動に対する「侵略」「占領」「搾取」といった評価を抑止・払拭する必要があった。" /なにもかもごまかそうとする日本の姿勢が恐ろしい2023/04/30
