内容説明
学問領域や国家の枠組みにとらわれない古代日本のまったく新しいイメージの模索。日・中・韓・米・濠24人の研究者それぞれの視座が、重層的に響きあう。
目次
第1篇 東アジアにおける国家形成と文化(東アジアのなかの中国と日本列島;古墳の形成;日本列島の文明化と古代文化)
第2篇 都市空間と物語(都市文化と平安京;古代貴族と文化;『源氏物語』研究の新展開)
著者等紹介
石川日出志[イシカワヒデシ]
1954年、新潟県に生まれる。1983年、明治大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、明治大学文学部教授。専攻は考古学
日向一雅[ヒナタカズマサ]
1942年、山梨県に生まれる。1972年東京大学大学院博士課程単位取得退学、文学博士。現在、明治大学文学部教授、専攻は平安文学
吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
1945年、朝鮮大邱生まれ。京都・大阪育ち。1968年、東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大大学院国史学専攻博士課程中退。現在、明治大学文学部教授。専攻は、日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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