- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
内容説明
世界の古典「イソップ物語」は、日本でも近世初頭にはすでに紹介・出版されている。江戸~明治期に刊行された3種の書から、50話の挿絵と原文を収む。人生の機微をたくみに描いた寓話の面白さや、江戸文芸などへの受容について解説。
目次
万治二年刊『伊曽保物語』(柿を吐却する事;シャント、潮を飲まんと契約の事;イソポ、リイヒヤの国に行く事 ほか)
天保十五年刊『絵入教訓近道』(蟻と蝉のはなし;狐と鶏のはなし;人と河童のはなし ほか)
明治二十年刊『密画挿入 伊曽保物語』(蛙と牛の事;蛙が主君を望む事;鼬の事 ほか)