内容説明
グラフィックデザイナーであり、ほのぼのタッチの“ふうちゃん”シリーズで知られる作家・深井和子・作品集。その日そのときのときめきを、てのひらで温めるように詩やイラストに。女性ならではの優しい眼差し、ときには泉のように湧きだす情熱が、文字の形や墨の色にまでこめられこころに深くしみこんでゆきます。一日の終りにそっと触れたい温かさ、まあるい言葉たち。作品とともにエッセイも収められています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤い肉球
3
毎年職場に下げてあるカレンダーの挿し絵。ほのぼのとしたタッチで、添えてある言葉も心に染み入る。ぐぐってみたら郷土の作家さんだった。私の好きな榊漠山さんと｢にんげんだもの｣の相田みつをさん。お二人を足して2で割ったような作風で、すっかりファンになった。入手出来る画集があれば、手元にまた置きたいと思う。前向きになれる作品ばかり納められてます。｢となりにいるあなたをつつんであげたい みんながしあわせな しあわせがいい｣2014/06/14
