内容説明
本書は、西九州の一角で繰り返された修験道とキリシタンとの交渉を中心に、仏教民俗学を援用して、できるだけ実証的に論じた九州宗教史の一側面でもある。
目次
序章 温泉山信仰の概要
第1章 中世の温泉山と島原半島の寺院
第2章 キリシタンの伝来と温泉山修験
第3章 キリシタン大名の寺社破壊
第4章 薩摩島津氏の温泉山再興
第5章 キリシタンの伝来と仏僧の抗争
第6章 温泉山修験と補陀落渡海および伊勢信仰
感想・レビュー
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