内容説明
カタチには“ワケ”がある。クリップ、ねじ、牛乳パック、眼鏡、冷蔵庫など、身近なモノの由来や仕組みについて、技術の視点で見るモノの文化誌。オモチャの科学、傘と風雨の運動学、マンホールの蓋など…身近なモノのなるほど、日常工学入門。
目次
食べもの編(天ぷらと油売り;缶詰の開け方 ほか)
文具・日用品編(涼をとる;ネクタイはスカーフの変異? ほか)
身近な道具編(段ボールの強度;気泡シートはバネの仲間? ほか)
機械・エネルギー編(新幹線のデザイン;エレベーターの原理 ほか)
遊び・スポーツ・身体編(アカペラとカラオケ;人の心を和ます和楽器 琴 ほか)
著者等紹介
三浦基弘[ミウラモトヒロ]
1943年旭川生まれ。大東文化大学講師。東北大学、東京都立大学で土木工学を学ぶ。専門は構造力学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えみ
52
身近なモノの来歴を学べる豆知識豊富の事典。この知識、なくても一向に困らない。というところがポイント。世間一般でいう無駄知識というやつ。餡蜜と善哉のエピソードを知らなくても美味しいし、糊の誕生について知らなくてもきちんと使えている。ましてランドルト環なんて私用PCで上手く変換すらしてくれない!そんな普段知らなくても生きていく上で何の困難にもならない事を知るのが好き。ただし、すぐ忘れる、ということをつけ足しておかなければ!!食べもの、文具・日用品、身近な道具、機械・エネルギー、遊び・スポーツ・身体の全5章。2022/09/17
あーさん☆花火大会が迫っています!!
44
ルビが無くて読みヅライ。中学生から。2019/04/21
たこ
3
塩のところは、へーでした。2012/03/23
Humbaba
1
ものというのは,時間と共に最適な形へと作り替えられていく.しかし,基本的に何時まで経っても最初の原型というのは残る.それは,モノをはある技術に裏打ちされて造られるためである.2011/03/21
mizuki
0
知らないことがたくさんあって、とても面白かったです。2017/06/30