世界たべものことわざ辞典

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  • サイズ A5判/ページ数 336,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490107166
  • NDC分類 813.4
  • Cコード C1581

内容説明

世界各地に伝わる「食」に関することわざや慣用句を集め、約一七三〇項目を収録。約九〇の国と地域、民族、そしてラテン語やギリシア語に由来し広くヨーロッパに伝わるものや聖書が語源のことわざなどを中心にまとめている。巻末にキーワード索引、国・地域、民族、聖書別索引と日本のことわざ索引が付く。

目次

飲食・空腹・満腹
味・味覚
主食・穀物
芋類・豆類・砂糖きび
野菜
香草・薬草
果実
堅果
種子
きのこ
肉・家畜
乳・牛乳・乳製品
蜂蜜・蜜・ジャム
菓子
水・嗜好飲料
酒・飲酒
料理
香辛料
調味料
食器・調理器具・台所

農事・天候

著者等紹介

西谷裕子[ニシタニヒロコ]
1948年愛知県生まれ。教職、出版社勤務を経て独立。主に、辞典・事典の執筆・編集に携わる。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スゲ子

6
面白かったのをいくつか。「突然アルマジロを贈られる(アルゼンチン)」ふいに友達が来たとき喜んでいう言葉。アルマジロの肉はおいしいらしい!「若者には若者のヨーグルトの食べ方がある(トルコ)」「小さい子は粥を食べ、大きな子は親の心を食う(チェコ)」親にとって、子が小さいときは日々のごはんの世話が主だけど、成長につれ親を悩ます心配事の質が深くなる。「黒豆を食べてないのに黒豆のうんこを出せという(台湾)」プッと笑える言葉だと思ったら「警察の取調べで無理やり嘘の自白を強要することの例え」って‼︎重い!そして怖い!2017/07/04

atori

2
面白いね。日本にあるものと同じようなことわざが、その地域特有の食べ物とか動詞を使って作られていることが面白いし、何より「同じようなことわざ」がほとんどなことが面白い。 例えば「早起きは三文の得」的なことわざは色々な国にあるけれど、「遅く起きると良い」と諭すものは見当たらない。色々な文化があるはずなのに。倫理観というものは国にとらわれず、ある程度「人間」でひとくくりに出来るのかもしれない。 あともう、「糖蜜」とか「キドニーパイ」ってどうしてこうもおいしそうなのかしら!笑2015/03/08

初瀬川 翠

0
約90の国と地域を取り上げたという本書。原文は<英><西洋>の一部のみ。同じようなことを指すのに、所変われば品も変わるのが面白いですね。虎穴に入らずんば…に近い、ロシア・ウクライナの「狼が怖くては茸にありつけぬ」とか。それと例えば「鰻」が入ったことわざがフランス、ノルウェー、カンボジアにあるといったものも興味があります。ことわざの目次は飲食、味・味覚、主食などの項目の「目次」、運・災難・宗教などの「事項別目次」、索引は「キーワード索引」「国・地域/民族/聖書別索引」「日本のことわざ索引」があります。2017/08/17

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