内容説明
生活の節目を少なからず暦に依拠して生きる日本人。暦に凝縮されている過去の人々の膨大な知恵や経験とは?その起源から、暦のしくみと変遷、歴史、時刻制度さらには個別の暦など、万般にわたって分りやすく解説した全く新しい暦の小百科。
目次
第1章 暦のしくみ
第2章 日本の暦の歴史(変遷)
第3章 暦の内容
第4章 暦の種類
第5章 時刻法
第6章 暦を読む
付録
著者等紹介
岡田芳朗[オカダヨシロウ]
1930年生れ。早稲田大学大学院修了。女子美術大学教授。暦の会会長
伊東和彦[イトウカズヒコ]
1952年生まれ。早稲田大学大学院修了。日本医科大学非常勤講師
後藤晶男[ゴトウアキオ]
元帝塚山天文台台長。日本天文学会特別会員、日本暦学会副会長、日本日時計の会の会会長、時の資料館館長
松井吉昭[マツイヨシアキ]
1953年生れ。早稲田大学大学院修了。都立江北高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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狐狸窟彦兵衛
1
暦と時刻について、コンパクトに、でも詳しく解説されていて、分かりやすい。楽しみながら読みました。これからも何かにつけて引いてみたい事典です。葛の葉伝説に関連しそうな、泉州暦をみつけて、ニヤリとしてしまいました。2025/09/30
猫森
1
ふふふ…ついに手に入れたのだ、ふふふふふ…旧暦を調べつくすのにこれほど最適な本はあるまいて。ふふふ。2016/05/05
霹靂火 雷公
1
暦法や辰刻法の変遷を、解り易く読み解けます。実際の仮名暦と翻刻を照らし合わせて読むこともできます。付録2の年暦表が、中世などの資料を読む時に便利です。2012/04/07




