内容説明
書き手の視点から論文を読む道筋を解説。統計手法の傾向を踏まえた改訂版!
目次
第0章 「論文を読む」ということ
第1章 論文とは何なのか?
第2章 研究における測定
第3章 測定から統計へ
第4章 探索的因子分析
第5章 確定的因子分析・t検定
第6章 1要因分散分析・相関係数・偏相関係数
第7章 2要因分散分析・x2検定
第8章 重回帰分析
第9章 共分散構造分析
著者等紹介
浦上昌則[ウラカミマサノリ]
1991年神戸大学教育学部卒業。1994年神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。1997年名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年南山大学文学部講師。現在、南山大学人文学部教授。博士(教育心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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marcy
3
もう少し早めに出会っておきたかった本。統計を使う前に、統計を読み解けるようになりたいと思っていた私。とはいえ、統計本をあちこちかじったことが結果的にこの本の内容理解につながった、とも言えるのかも。中身を見ないでネット注文した本だが大当たりだった。2022/04/04
かわうち
1
仮説演繹法では、説明したい事象について、既知のことから帰納法を用いて適切な仮説を導き、仮説を検証するために演繹法を用いる。妥当性とは、測定したい属性を測定するための適切な測定道具であるかどうかを意味する用語である区間推定においては、母集団からサンプルを取り出して信頼区間を求めることを100回行うと、そのうち95回は求められた区間の中にμ(平均)が含まれるということを意味する。因子間に相関があると仮定する場合、斜交回転を行うことで因子間相関係数を算出し、因子の解釈が容易になる。これは共通因子の探索に役立つ2025/03/28
takao
1
ふむ2022/06/24