内容説明
基本的には、「リスク」を知るための専門的な手法を念頭に置いた上で、それらを習得する際に基礎となる確率・統計のテクニックを厳選することとした。
目次
第1章 確率計算のエッセンス
第2章 確率分布を扱うための基本テクニック
第3章 確率分布のエッセンス
第4章 統計的推測のエッセンス
第5章 リスクを知るための確率・統計の応用例
付録 確率・統計ミニハンドブック
著者等紹介
岩沢宏和[イワサワヒロカズ]
1990年3月東京大学工学部計数工学科卒業。1990年4月三菱信託銀行入社。1992年アクチュアリー会正会員資格取得。保険数学1、保険数学2成績優秀賞受賞(1991年)。理事長賞・大館賞同時受賞(1992年)。1998年9月三菱信託銀行退社。2007年3月東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、(社)日本アクチュアリー会、(財)損害保険事業総合研究所などでアクチュアリー資格に関わる各種講座の講師を務めており、(株)ウィズ・パートナーズ年金投資研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shin
2
損保数理の章の前まで読んだ。 確率・統計は応用して見えてくることもあるのでドリルのように問題を解きながら数学色の強い教科書の本の理解を深めていける本書は貴重だなと思った。 易しそうな本の見た目をしているが、実は「統計学入門」を超えた内容も入っているので最初面食らったのは内緒。2019/08/08
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1
コピュラが載ってたけどコピュラが何なのかよくわからん。2025/04/11
数学徒
1
1つ1つが丁寧でした。2016/09/06
Yusuke Horimoto
0
なかなか良い本でした。 まだまだ完全に理解したわけではありませんが、密度関数間の関係性、また密度確率分布そのものの意味に対して、今まで以上に理解が深まったように思います。 とくに、コラムにあった、ポアソン分布と、他み密度関数間の関係性がなるほどと思わされました。 細かい部分も含め、もう一度再読予定です。2014/10/20
spacegomi
0
試験対策としてはあくまでも副読本だが、ほぼ必須では。ポアソン過程の記述がとてもありがたかった。2018/01/19