内容説明
例題を解くようにSPSSの操作を読み進めるだけでも、データ解析の流れと結果の解釈がマスターできる。そのうえで統計用語や原理の意味を、実際に即して詳説。各分析手法において、最初に「適用の条件」を明示し、理論的な意味、分析操作手順、出力の読み方、最後に問題となる注意点をあげ、実務に役立つよう心がけた。とくに難関となる、検定や分散分析については、手法の選択も含め、詳しく紙面を割いた。ノンパラメトリックな手法についても、随時とりあげた。参考図書案内や、欧文・和文索引も充実している。
目次
データの設定
データ解析の基本事項
統計的検定の基礎
検定の選択方法
差の検定
相関・回帰分析
分割表の検定
1元配置分散分析
多重比較法
2元配置分散分析
反復測定による分散分析
検者間・検者内信頼性係数
重回帰分析
多重ロジティック回帰分析
著者等紹介
対馬栄輝[ツシマエイキ]
1991年弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業。2000年弘前大学大学院理学研究科情報科学専攻(統計学、データ解析学)修了。2006年弘前大学大学院医学研究科(公衆衛生学講座)修了。1991年津軽保健生活協同組合健生病院。1997年弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科(助手)。2000年弘前大学医学部保健学科理学療法学専攻(助手)。弘前大学大学院保健学研究科健康支援科学領域老年保健学分野(准教授)。医学博士、理学修士、理学療法士、専門理学療法士(骨・関節系)。所属学会:日本理学療法士協会、日本股関節学会、日本老年医学会、日本公衆衛生学会、日本衛生学会、理学療法科学学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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