感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
11
70歳を記念し、大学卒業までの読書から晩年の統一場理論までをカバーした本書には、著者が量子力学を認めなかった理由(神はサイコロを振らない)が考え方の前提から克明に記されている。スピノザ、ヒューム、マッハに導かれ、世界を感覚経験の総体と概念と命題の総体の両者が結びつきとして把握する著者の考え方で注目すべきは、両者を論理と直観が媒介するという点だ。概念と命題の総体に偏る量子力学を批判する著者は、一方で一般化不能な経験を概念と結びつける直観も採用し、自らの理論も長く有効性を持つ仮説に過ぎないという余地を残した。2022/01/10
しょ~や
2
なんの話をしてるのか理解するにはまだまだ勉強が必要そうだ2013/12/18




