内容説明
本書は、わかりやすく役に立つ効率的なノートのとり方を紹介する。
目次
第1章 用意するもの
第2章 授業ノートのとり方―話をよく聞くことが決め手
第3章 授業ノート―成功のための戦略
第4章 授業ノートの短縮化
第5章 テキストをまとめる―まずは読む、それからノート
第6章 テキストをまとめる―では、ペンをとって
第7章 テキストの内容を記憶するために―アウトライン、その他
第8章 図書館の資料をノートにまとめる
第9章 スピーチのために準備するノート
第10章 さて、成果を実践で試してみよう
第11章 ADD(注意力欠如障害)を忘れないで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Edo Valens
3
p.20にこんな言葉がある:「上手なノートのとり方とは、古きよき米国式実用主義の最高の実践にほかなりません」。ちなみに、私のひそかな自慢は、めちゃめちゃ綺麗なノートが取れることである。カラフルで情報量も多く、分かりやすいはずだと自負している。しかし、著者の考える「ノートのとり方」は違う。必要最低限の情報で構わないから、シンプルで復習のしやすいノートを構築することが最も大事だという。ノートに時間や労力をかけすぎてしまって、目の前の授業に集中できなくなったりしてしまっては本末転倒だ、というわけである。2018/01/02
ますカット
1
内容の要点を自分の言葉で書くことで、正しく把握し、処理し、記憶することを教えている。 効率的なノートの取り方として書かれている方法に、目から鱗なことはありませんが、この基礎がしっかりできていれば、内容の理解はとても深まると思います。基本を意識して押さえ習慣にすることができれば、情報を自分のものにする最も有効な方法かもしれません。 学生ではないので授業ノートの取り方は活用できませんが、テキストをノートにまとめる方法、図書館でのノートの取り方は参考にできそうです。(アウトラインの作成、文献カードの作り方)2017/05/06
Tsutomu Yamamura
1
岩手県立大学の図書館(メディアセンター)から借りた本です。学生向けのノウハウ書ですが、アメリカ式の勉強の仕方的な内容なので、そのままではなかなか活用できないと感じました。予習をきっちりして、テキストを読み込んで授業に臨めば、いいノートが作れる。それはそうですよね。実行はなかなか難しいですね。2016/08/05
kenkou51
1
ノートのとる準備段階の、授業の聞き方や予習でのテキストのノートへのまとめ方から解説されており、ノートのとり方の説明は多方面に及びます。だけどアメリカ式のシリーズの中で、唯一、書かれた当時との時間的なギャップを感じ、やり方に古臭さを感じてしまうところがあります。2013/07/24
おとしん
1
もしかしてこうしたらもっと効率的かも…って思っていたことに自信が持てました!これからは日本語の短縮表記にチャレンジします!2009/03/17