内容説明
本書は、ルベーグ積分論(測度論)を用いて、確率論を公理的に展開した画期的な書として、世界各国の人びとに親しまれ、読まれてきた名著の第2版の訳である。旧版の記号法が全面的に改められ、随所で説明が補足されるなど、より一層現代的なものとなっている。確率論の本質を知るための基本的な文献として、欠くことのできない好参考書である。
目次
第1章 初等確率論
第2章 無限確率空間
第3章 確率変数
第4章 期待値
第5章 条件つき確率と条件つき期待値
第6章 独立性、大数の法則
附録 確率論における0‐1法則