創元文芸文庫<br> アンソロジー舞台!

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創元文芸文庫
アンソロジー舞台!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488803117
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

特別な日も、なにげない毎日も。
人生はあなただけのステージ

*ミュージカル
*バレエ
*ストレート・プレイ
*2.5次元
*観客

テーマは舞台!文庫オリジナル・アンソロジー

役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す装置、息を潜めた観客たち──すべてが合わさって生まれる「舞台」。華やかで遠く感じるその空間は、自分という役を生き、誰かの人生に思いを馳せる私たちにとって、意外に身近な場所なのかもしれません。ミュージカル、2.5次元、バレエ、ストレート・プレイ……さまざまな舞台を題材に描かれた五編を収録する文庫オリジナル・アンソロジー。

■目次
「ここにいるぼくら」近藤史恵 
【2.5次元×俳優】
“キャス変”が、いかに大きな波紋を呼ぶか、
ぼくはまったく気づいていなかった。

「宝石さがし」笹原千波 
【バレエダンサー×デザイナー】
夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。
ふたりが挑む新たなステージは――

「おかえり牛魔王」白尾悠  
【派遣社員×アマチュア劇団】
空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える美しい同僚。
彼女が何より優先するものとは。

「ダンス・デッサン」雛倉さりえ
【ミュージカル×劇団員】
劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。
心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった。

「モコさんというひと」乾ルカ 
【2.5次元×観客】
2.5次元の観劇を生きがいにする真美。
あるフォロワーの呟きに目が止まって……。

内容説明

役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す装置、息を潜めた観客たち―すべてが合わさって生まれる「舞台」。華やかで遠く感じるその空間は、自分という役を生き、誰かの人生に思いを馳せる私たちにとって、意外に身近な場所なのかもしれません。ミュージカル、2.5次元、バレエ、ストレート・プレイ…さまざまな舞台を題材に描かれた五編を収録する文庫オリジナル・アンソロジー。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大薮春彦賞を受賞

笹原千波[ササハラチナミ]
1994年生まれ。2020年、「翼は空を忘れない」(日吉真波名義)で第204回Cobalt短編小説新人賞受賞。2022年、「風になるにはまだ」(『Genesisこの光が落ちないように』所収)で第13回創元SF短編賞を受賞

白尾悠[シラオハルカ]
神奈川県生まれ。2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で第16回「女による女のためのR‐18文学賞」の大賞および読者賞を受賞。18年、改題した同作を含む『いまは、空しか見えない』でデビュー

雛倉さりえ[ヒナクラサリエ]
1995年滋賀県生まれ。第11回「女による女のためのR‐18文学賞」に応募した「ジェリー・フィッシュ」が最終候補に選出される

乾ルカ[イヌイルカ]
1970年北海道生まれ。2006年「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞し、受賞作を収録した短編集でデビュー。10年『あの日にかえりたい』で第143回直木三十五賞の、『メグル』で第13回大薮春彦賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

77
5人の女性作家によるアンソロジー。舞台、2.5次元・バレエ・ミュージカル・ストレートプレイ、アマチュア演劇。舞台に立つ人、観劇する人、裏方で支える人。中々面白いテーマだった。乾ルカさんの「モコさんというひと」が良かった。笹原千波さんと雛倉さりえさんは初読み。2024/08/02

さつき

71
舞台をテーマにしたアンソロジー。作品により題材とする舞台は異なり、2.5次元やバレエ、ミュージカル、市民劇団など様々なジャンルに、俳優やファン、デザイナーなど立ち位置の違う人物達が登場します。今ここにしかない空間を愛し、葛藤し、共有する。濃密な時間に圧倒されました。初めて読む作家さんも多く、別の作品も読んでみたくなりました。2024/04/17

Karl Heintz Schneider

54
特段、舞台や演劇に興味のない私がこの本を手に取ったのは 大好きな作家のひとりである近藤史恵さんの名前を見たから。第一話のそれは予想通り、とても素晴らしい物語だった。でも第三話「おかえり牛魔王」はそれをはるかに凌いだ。新人派遣の29歳の女性は容姿端麗で仕事も完璧。でも業務外の付き合いやランチには一切参加せず上司にも辛口の意見をズバズバ言う。テレビドラマ「ハケンの品格」で篠原涼子さん扮するスーパー派遣・大前春子の姿が目に浮かんだ。仕事が終わると定時でさっさと帰ってしまう彼女。それには誰も知らない秘密があって。2024/05/03

papapapapal

43
5名の作家さんによるアンソロジー。プロの俳優、バレエダンサー、アマチュア劇団員、ファンと目線は様々。2.5次元舞台の代役を受けたミュージカル俳優の葛藤を描いた『ここにいるぼくら』(近藤史恵さん)と、推し活の一環で舞台を観劇するファン同士の縁を描いた『モコさんというひと』(乾ルカさん)も良かったけど、個人的に1番のおすすめは白尾悠さんの『おかえり牛魔王』。いつの間にか人の顔色ばかり伺うようになってしまったお局派遣社員と、演じることに魅せられた気が強い新人の交流、スカッとするラストが最高に気持ち良い!2024/05/02

くろにゃんこ

41
2.5次元って関わることがないけれど演じることの大変さが伝わってきた。バレエやミュージカルと舞台に立つことの苦労があって、私たち観る側にものすごい感動を与えてくれるのだなぁ、読んでいると舞台を見に行きたくなります(*^-^*)2024/07/03

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