内容説明
フランスの片田舎の塔にひとり住まう、車椅子の元外人部隊大尉ラウル。自分の脚を奪った戦場での日々から20年後の今日、彼は謎の一団の襲撃をうけ、拉致監禁された。いったいなぜ?すべての発端は、彼が現役軍人だった50年代のインドシナ戦争末期に、戦火のなか陸路で移送を託された金貨箱にさかのぼる…。英国冒険小説界の新星が、戦後世界の地域紛争を股にかけたフランス外人部隊に徹底取材しておくる、大河冒険小説の開幕。
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