内容説明
デタントをより促進するために、アメリカ第七艦隊がソ連のウラジオストク港を表敬訪問することになった。だがソ連は目下、太平洋艦隊の増強につとめている。この裏には何かある…。海軍情報部部長マグナソンがにらんだとおり、ソ連海軍は第七艦隊を盾に、中国の領海に眠る大油田を占領しようとしていたのだ。マグナソン配下の工作員たちが中国へ、ソ連へ飛ぶ。米中ソ大海戦の危機が刻一刻と近づいていた。軍事冒険スリラー巨編。
感想・レビュー
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マサトク
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原著が82年、翻訳が91年なので、極東でのソ連と中国のにらみ合いにアメリカ第七艦隊が巻き込まれ、という物語の大枠には確かに時代は感じさせられる。とはいえ登場人物たちが魅力的で、牽引力のあるものがたりで、読んで楽しめたのは確か。テイラーの著作はこの後のものの方が好きなものが多いけど、これはこれで良作でした。2018/05/11
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- 和書
- 資料イギリス初期社会主義
