創元SF文庫<br> エンタングル:ガール

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創元SF文庫
エンタングル:ガール

  • 高島 雄哉【著】
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  • 東京創元社(2022/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488785024
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2006年にTV放映されたサンライズ作品『ゼーガペイン』は、近未来の舞浜の高校生たちを主役に、衝撃的なヴァーチャルリアリティ世界を構築した、ゼロ年代最高の本格SFアニメーション(星雲賞メディア部門候補作)。『エンタングル:ガール』は、オリジナルな着想を取り入れたスピンオフ長編である。語り手の了子(リョーコ)は映研の仲間とコンテスト用の長編映画製作にとりかかる。受付締切は夏休み最終日。撮影を続けるなかで、了子たちはあちこちで奇妙な齟齬に気づく。高校だけではない、舞浜という町自体も……。新進気鋭のハードSF作家が、ロボットの出てこない『ゼーガペイン』を再構築する。

内容説明

映画監督を志す守凪了子は舞浜南高校に進学し、憧れの映研に入部した。仲間たちとともに、AIを駆使した長編映画を制作し、コンテストに応募するのだ。だが撮影を続けるなかで、あちこちで奇妙な齟齬を体験する。それはこの街自体に隠された“世界のほころび”だった。気鋭のハードSF作家が独自の着想で綴る、本格SFアニメーション『ゼーガペイン』の語られざるエピソード。

著者等紹介

高島雄哉[タカシマユウヤ]
1977年山口県宇部市生まれ。東京大学理学部物理学科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒。2014年、「ランドスケープと夏の定理」で第5回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

31
SFアニメ『ゼーガペイン』のヒロイン守凪良子(リョーコ)の視点で語られるスピンオフ作品。舞台はADP後半のあたりでしょうか。映画監督を目指すリョーコが、仲間たちとともにAIを駆使した映画作りにのめり込む物語。仲間たちとの友情や喧嘩そして恋。青春まっただ中の高校生たちが過ごすひと夏の出来事がぎゅっと詰まった素敵な作品でした。そして、あの世界を生きるリョーコが抱えた思いが切なく心に刺さって、うるっとなる。巻末のリョーコ役の声優・花澤香奈さんの解説も、彼女の作品とリョーコへの愛が伝わってきて感激しました。2022/06/21

Porco

17
実は『ゼーガペイン』はリアタイしていたので文庫を見た瞬間二度見した。気がついたら舞台の2022年が過ぎ、認識が正しければ意識がデータにはなっていないようだ。まず印象としてはライトノベルらしくないライトノベル。序盤から中盤にかけての無数の引用は伊坂幸太郎みを感じたが、それもなんだが0年代のアニメで多用された記憶があるのでとても懐かしい。何より解説の花澤香菜さんの本作に対する重い思いよ…2023/11/29

ほたる

11
「ゼーガペイン」は未視聴、でもめちゃくちゃ面白かった……またひとつ終わらない夏の物語に出会ってしまった。良い、凄く良いこれは。そういう物語だったんだ。この世界の中で、映画を撮り続ける、そのことの意味が深く深く突き刺さってくる。知らなかったからこそ、明かされた真実に素直に驚かされ、それを受けてさらにきちんと展開していくストーリー、最高でした。あぁ、やっぱり終わらない夏の物語は青く素敵なものだ。2022/05/23

huraki

11
舞浜南高校の映画研究部に入部した守凪了子が、映画の撮影中に出会う違和感や世界のほころび。なぜ守凪了子は映画監督になれないのか?映画研究部部長に告げられた言葉や舞浜という街の秘密。やがて明らかになる真実は信じがたいものであり、なんて残酷なのだろうと胸が張り裂けそうになった。それでも守凪了子は映画監督を夢見て映画を撮り続けるのだろう。この世界のことを、あるいはまだ見ぬ世界のことに思いを馳せ、今という瞬間をフィルムに収めるために。思いもよらない着地点を迎える、鮮烈で忘れられないひと夏の物語だ。2022/04/30

ほたる

10
「冗談か。冗談みたいなものさ。世界を、夏で覆って……守ろうとするなんて」 アニメを見たからこそ分かる、いかにスピンオフとして優れた作品であったか。キャラが出てくるだけでワクワクし、この世界観を知ってしまっているからこそ想いを馳せてしまう。では次は!2024/08/06

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