創元SF文庫<br> ロボットとわたしの不思議な旅

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創元SF文庫
ロボットとわたしの不思議な旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488776039
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ロボットたちと人類が平和裏にたもとを分かってから幾歳月。あちこちの村を巡っては悩みを抱えた人々にお茶を淹れる〈喫茶僧〉のデックスは、文明社会を離れ、大自然の中へ向かう。そこで出会ったのは、一台の古びたロボットだった。人間たちに好奇心をもつその奇妙なロボット・モスキャップと共に、デックスは長い旅に出る。心に染み入る優しさに満ちた、ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞受賞作。

内容説明

「ちょっと休憩が必要なすべての人に捧ぐ」―ロボットたちと人間が平和裏にたもとを分かってから幾歳月。悩みを抱えた人々のためにお茶を淹れる“喫茶僧”のデックスは、ある日思い立って文明社会を離れ、大自然に向かう。そこで出会ったのは、変わり者の古びたロボットだった。心に染み入る優しさに満ちた、ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞受賞の二部作を一冊に収録。

著者等紹介

チェンバーズ,ベッキー[チェンバーズ,ベッキー] [Chambers,Becky]
1985年生まれ。宇宙開発に携わる家族のもとで育ち、ビデオゲームや非電源系ゲーム、養蜂や天体観測を趣味にして育つ。現在は妻とともにカリフォルニアに住む。2015年のデビュー長編『銀河核へ』(創元SF文庫)は、クラウドファンディングで執筆資金を集めて個人出版したものが人気を博し、大手出版社から刊行され直したというユニークな履歴を持つ。同書に始まる“ウェイフェアラー”シリーズは、2019年ヒューゴー賞シリーズ部門を受賞した。「緑のロボットへの賛歌」(2021)はヒューゴー賞とユートピア賞のノヴェラ部門を、「はにかみ屋の樹冠への祈り」(2022はローカス賞ノヴェラ部門を、それぞれ受賞した)

細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シナモン

99
文明社会を離れて大自然に向かったデックスが出会ったのは自意識を持つ野生のロボット、モスキャップ。彼が語る生きることについてのあれこれはもはや哲学。ほっこり穏やかな旅のなかに人生の普遍的な問いの答えを探すー不思議な読み心地の一冊。面白かったです。💘使命なんてもっていない。 使命をもつ生物なんていないんです。 2025/01/19

新田新一

39
主人公の修道僧デックスは、喫茶僧として働いています。この仕事は休息が必要な人にお茶を入れてあげるものです。ある時思い切って文明社会を離れた時に、古びたロボットと出会いました。旅をするうちに、デックスとロボットの間に友情が生まれてきて……。遠い未来のことを描いているのに、おとぎ話のようなの雰囲気があります。ロボット自身が自分が生態系の中に組み込まれていることを自覚しているのがユニーク。宇宙的なスケールで見れば、人間もロボットもそれほど変わらない存在なのかもしれません。これまでにない感性を感じる傑作SF。2025/01/15

宇宙猫

21
★★★★ 人間とロボットが分かれて暮らし、人間にとってロボットは半ば伝説の存在になった時代。人生に疲れた喫茶僧(集落をまわってお茶を提供しながら話を聞く)と、人間の事を知りたいロボットが出会い、お互いの悩みや存在意義などを語り合いながら旅をする。哲学的な会話も多く読むのに時間が掛かったが、デックスもモスキャップも穏やかで相手を理解しようとしているので気分よく読める。後読感も優しい気持ちになって良かった。2025/04/22

信兵衛

16
何だかよくわからない処もある二人の旅、お互いに通じ合おうとして行違うことも多々あって、なんだか楽しい、という一言に尽きます。2025/01/29

ふりや

11
同じ著者の『銀河核へ』が本当に大好きなのですが、こちらの作品も素晴らしかったです。新しい生活に奮闘する僧侶と文明から距離を置くロボット。二人の偶然の出会いと旅の始まり、少しずつ縮まっていく距離、軽妙で楽しく、含蓄のある哲学的な会話など、忙しい日々を少しだけ忘れさせてくれる、心が温まる優しい作品です。もともと「人間とロボットの交流モノ」に弱いのもあるのですが、読んで良かったと思える小説でした。二人の旅の結末、しっかりと見届けました!2025/05/20

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