創元SF文庫<br> 超動く家にて

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創元SF文庫
超動く家にて

  • 宮内 悠介【著】
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  • 東京創元社(2021/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488747039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「深刻に、ぼくはくだらない話を書く必要に迫られていた」――雑誌『トランジスタ技術』を“圧縮”する謎競技をめぐる「トランジスタ技術の圧縮」、〈ヴァン・ダインの二十則〉が支配する世界で殺人を企てる男の話「法則」など著者自ら精選した16編を収録した傑作集、ついに文庫化。吉川英治文学新人賞・三島由紀夫賞受賞、直木・芥川両賞候補など活躍めざましい著者のもう一つの顔。解説:酉島伝法

内容説明

雑誌『トランジスタ技術』のページを“圧縮”する架空競技を描いた「トランジスタ技術の圧縮」、ヴァン・ダインの二十則が支配する世界で殺人を目論む男の話「法則」など16編。日本SF大賞、吉川英治文学新人賞、三島由紀夫賞、星雲賞を受賞し、直木・芥川両賞の候補となった著者の傑作快作怪作を揃えた自選短編集。あとがき、文庫版オリジナルのおまけも収録。

著者等紹介

宮内悠介[ミヤウチユウスケ]
1979年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。第1回創元SF短編賞に投じた「盤上の夜」で山田正紀賞(選考委員特別賞)を受賞しデビュー。同作を表題作とした作品集で第147回直木賞候補、第33回日本SF大賞受賞。『ヨハネスブルグの天使たち』で第149回直木賞候補、第34回日本SF大賞特別賞を受賞。『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞、『あとは野となれ大和撫子』で星雲賞、『遠い他国でひょんと死ぬるや』の成果により芸術選奨新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

35
宮内悠介のSF短編集。なんでもアリ設定、そして荒唐無稽なアイデアも作品にしてしまっていて超楽しい作品集でした。基本的にシリアスさは無い。無いがおバカな話を真面目に書いた準シリアスな作品が丁度良い塩梅で面白い。筆頭は1作品目に載っている「トランジスタ技術の圧縮」だろうか。タイトルだけ見るとSFっぽさはある、しかし中身はすごく馬鹿馬鹿しい話で、これは誉め言葉である。近未来、広告ページが多いと有名らしい雑誌「トランジスタ技術」のページを圧縮する似非競技の世界を超真面目に描いている。なかなかぶっ飛んだ作品だった。2024/09/26

なつくさ

33
初読みの作家さん。印象的だったのは、「トランジスタ技術の圧縮」「夜間飛行」「かぎ括弧のようなもの」。さらに、その中で一番のお気に入りは「トランジスタ技術の圧縮」。トランジスタ技術という雑誌を収納しやすいよう圧縮する技術を競う大会であるトラ技圧縮コンテストの話なのだけれど、何を読まされてる感は常に絡みついてくるが、アイロン派と毟り派、両者の闘いに何故だか熱い想いが零れ出ました。何を読まされたんだ感は消えないけれど、この対決はトラ技圧縮コンテストを愛する全ての者に勇気と希望と感動を与えてくれたことだろう。2023/08/11

hnzwd

29
色々なジャンルの話を描き、SFだけには収まらない宮内さんの短編集。短編ならではの変化球が詰め込まれてます。冒頭のトランジスタ技術の圧縮がもう独特の世界観。2021/05/31

one_shot

26
宮内悠介氏の超絶バカ短編SF16本+あとがきは、どれも読み手の読書姿勢を半身にさせる。正面からこの「しょーもな」を受けたら怪我や火傷は免れない。思いついてもわざわざ書かんだろうよ、というものだけが何かの間違いで書かれて上梓されてしまった。劈頭、実際に全ページの半分を広告が占めると言われるエレクトロニクス雑誌「トラ技」の広告部分だけをカットしどのように圧縮保存するかという架空のコンテストを描いた「トランジスタ技術の圧縮」など、電子書籍の敷衍でそのテーマ自体が時代錯誤となっているが、それも含めて愛でる短編集。2022/05/01

ロア

24
タイトルに惹かれて読んでみた、初宮内悠介。自薦短編集です。創元SF文庫なのでSFの話なんだろな~という前情報のみで読み始めたのですが、どの話も面白くて読むのを止められず、ほぼ一気に読了。筆者が今回初めて執筆したというあとがきに「ネタに偏った作品のみを集めた」とあり、なるほど納得。あとがきも面白くて既に5回くらい再読済み。酉島伝法による解説も良かったです。解説によると、本書は俗称「宮内悠介バカSF短編集」であり、担当編集者どうしで、どの作品が最もバカなのかが議論されたそうです(*´ω`*)2021/10/15

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