創元SF文庫<br> シュレーディンガーの少女

個数:
電子版価格
¥946
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元SF文庫
シュレーディンガーの少女

  • 松崎 有理【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 東京創元社(2022/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに21冊在庫がございます。(2024年04月30日 14時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488745028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

数学の使用が禁じられた世界
“Zウイルス”によるパンデミックが起きた渋谷の街
秋刀魚がいなくなってしまった未来の食卓
さまざまなディストピア世界を生き延びる、
パワフルで勇敢な女性たちの物語

すべての65歳に例外なく、プログラムされた死が訪れる世界。肥満者たちをテレビスタジオに集め、公開デスゲームを開催する健康至上主義社会。あらゆる数学を市民に禁じ、違反者を捕らえては刑に処している王国。はたまた日々の食卓から、秋刀魚が消え失せてしまった未来──様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな短編集。著者あとがき=松崎有理

■目次
「六十五歳デス」
「太っていたらだめですか?」
「異世界数学」
「秋刀魚(さんま)、苦いかしょっぱいか」
「ペンローズの乙女」
「シュレーディンガーの少女」

内容説明

すべての65歳に例外なく、プログラムされた死が訪れる世界。肥満者たちをテレビスタジオに集め、公開デスゲームを開催する健康至上主義社会。あらゆる数学を市民に禁じ、違反者を捕らえては刑に処している王国。はたまた日々の食卓から、秋刀魚が消え失せてしまった未来―様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな短編集。

著者等紹介

松崎有理[マツザキユウリ]
1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。2010年に「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

97
普段SFは読まないのですが、読メさんのコメントに惹かれて読んでみました。少し難解な箇所もありましたが、物語として楽しく読みました。6つの短編集。少子高齢化や環境問題を背景にした作品もあって読ませる作品になっていると感じました。2023/07/23

mihya

74
ディストピアにおける少女を描くSF短編集。 難しいものもあったが、「六十五歳デス」「太っていたらダメですか?」がわかりやすくて良かった。「異世界数学」もある意味単純で面白い。 「ペンローズの乙女」に『COSMOS』という番組が出てきたが、確かNHKで放送されていたと思う。本を読もうとしたこともあったが難しくて上巻の早い段階で挫折した。こんな内容だったのか。2023/06/04

なっぱaaua

60
著者曰くコンセプトは「ディストピア×ガール」とのこと。女性が戦うSF短編集ですね。65歳で死が訪れる世界、肥満者たちの公開デスゲームがある社会、数学が禁じられた異世界、秋刀魚が消えた世界、社会から隔絶された島と宇宙の終わり、ウィルスによるゾンビ化パンデミックのある世界。それぞれが興味深いお話しでした。徴とかモラヴェックとかの共通ワードがあったりします。「六十五歳デス」「秋刀魚、苦いかしょっぱいか」が好みでした。65歳で強制的に死ぬのも嫌だし、秋刀魚が居なくなった世界での未来の食事はつまらなそうですね。 2023/06/27

小太郎

46
「あがり」読んで注目していた松崎有理さん。この本は装丁のイラストと帯の「<ディストピア×ガール>短編集 様々なディストピア世界を生き延びるパワフルで勇敢な女性たちの物語」に惹かれて購入。「あかり」の時は日常に入り込むザラっとした違和感が新鮮だったような気がします(11年前だ)今回は6篇の短編集、数学禁止、65歳で死ぬ、太ってたらダメ、などディストピアと言うよりは色んな世界で活躍する女性の話。ビターやダークそしてコミカルまで色々あります。モラヴィックの量子自殺がモチーフの表題作が良かった★3.52024/02/28

よっち

46
様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな連作短編集。全ての65歳にプログラムされた死が訪れる世界、肥満者たちを集めて公開デスゲームを開催する健康至上主義社会、あらゆる数学を市民に禁じて違反者を捕らえている王国、日々の食卓から秋刀魚が消え失せてしまった未来。その特殊な設定の世界ならではの特有の事象や、そこで生きる人々にもそれぞれの矜持があって、それがもしなかったり禁じられたりしたらどうなるのか、いろいろと想像したり考えたりしながら楽しく読むことができました。2023/01/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20383117
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。