創元SF文庫<br> シュレーディンガーの少女

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創元SF文庫
シュレーディンガーの少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488745028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

数学の使用が禁じられた世界
“Zウイルス”によるパンデミックが起きた渋谷の街
秋刀魚がいなくなってしまった未来の食卓
さまざまなディストピア世界を生き延びる、
パワフルで勇敢な女性たちの物語

すべての65歳に例外なく、プログラムされた死が訪れる世界。肥満者たちをテレビスタジオに集め、公開デスゲームを開催する健康至上主義社会。あらゆる数学を市民に禁じ、違反者を捕らえては刑に処している王国。はたまた日々の食卓から、秋刀魚が消え失せてしまった未来──様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな短編集。著者あとがき=松崎有理

■目次
「六十五歳デス」
「太っていたらだめですか?」
「異世界数学」
「秋刀魚(さんま)、苦いかしょっぱいか」
「ペンローズの乙女」
「シュレーディンガーの少女」

内容説明

すべての65歳に例外なく、プログラムされた死が訪れる世界。肥満者たちをテレビスタジオに集め、公開デスゲームを開催する健康至上主義社会。あらゆる数学を市民に禁じ、違反者を捕らえては刑に処している王国。はたまた日々の食卓から、秋刀魚が消え失せてしまった未来―様々なディストピア世界でたくましく生きのびる女性たちを描いた、コミカルでちょっぴりダークな短編集。

著者等紹介

松崎有理[マツザキユウリ]
1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。2010年に「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

277
表題作を含む6話のSF短篇。様々なディストピアが描かれていますが、ディストピア小説特有の息苦しさみたいなものは控え目な感じがします。各々が独立した話になっているのですけど、未来のアイテムでAIであり、通信装置であり、何なんでしょう。未来の装置モラヴェックが細やかに繋がりを持っていますね( ¨̮ )。『六十五歳デス』の“デス”は出オチ感ありますが、助動詞のでないのオモロい( ¨̮ )。『秋刀魚、苦いかしょっぱいか』は、美味しさの再現に欠かせない要素が超良いね。焼き秋刀魚食べたい(๑❛︎ڡ❛︎๑)。2024/10/30

ベイマックス

98
普段SFは読まないのですが、読メさんのコメントに惹かれて読んでみました。少し難解な箇所もありましたが、物語として楽しく読みました。6つの短編集。少子高齢化や環境問題を背景にした作品もあって読ませる作品になっていると感じました。2023/07/23

のりすけ

77
ディストピア?短編集。『65才デス』がハードボイルドでカッコいい。『太っていたらだめですか』のハッピーエンドになりそうで、ヲイヲイマジカヨなラストが素敵。一番好きなのは『異世界数学』。そう、私も暗記だけで数学の点数を取ってたのだ。数学は苦手だと思ってたけど意外に覚えてるもんだな。そして面白い!息子に感謝だわ。2024/11/01

なっぱaaua

77
著者曰くコンセプトは「ディストピア×ガール」とのこと。女性が戦うSF短編集ですね。65歳で死が訪れる世界、肥満者たちの公開デスゲームがある社会、数学が禁じられた異世界、秋刀魚が消えた世界、社会から隔絶された島と宇宙の終わり、ウィルスによるゾンビ化パンデミックのある世界。それぞれが興味深いお話しでした。徴とかモラヴェックとかの共通ワードがあったりします。「六十五歳デス」「秋刀魚、苦いかしょっぱいか」が好みでした。65歳で強制的に死ぬのも嫌だし、秋刀魚が居なくなった世界での未来の食事はつまらなそうですね。 2023/06/27

mihya

75
ディストピアにおける少女を描くSF短編集。 難しいものもあったが、「六十五歳デス」「太っていたらダメですか?」がわかりやすくて良かった。「異世界数学」もある意味単純で面白い。 「ペンローズの乙女」に『COSMOS』という番組が出てきたが、確かNHKで放送されていたと思う。本を読もうとしたこともあったが難しくて上巻の早い段階で挫折した。こんな内容だったのか。2023/06/04

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