創元SF文庫<br> 大いなる序章〈下〉

創元SF文庫
大いなる序章〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784488703028
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ワイルド・カード・ウイルスがすべてを変えてしまった欲望と混沌の街ニューヨーク。ここでは日夜、ありとあらゆる事件が起こっては忘れられてゆく。人々の希望は一握りのヒーローたち、そして街に満ち溢れるのは、闘争とロック・ミュージック、黒魔術とモンスター。実在の出来事と人物を散りばめて、知られざるもうひとつの合衆国の歴史を語り継ぐ、驚異のモザイク・ノベル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

32
ゼラズニイのスリーパー、冬眠から目覚める度に違う能力・容姿になってしまう少年は、家族を養う為に必死に生きていたのに。赤狩りの嵐の中で自分を見失い、引退に追い込まれるゴールデンボーイなど、アメリカの歴史に寄り添う形で物語は進む。また、彼らがちらほら帰ってきたりするのがたまらないんだよなぁ。さすがRRマーティン、このシリーズの翻訳再開してくれても良いんじゃない?2018/09/18

トラシショウ。

20
再読。ワイルドカードによるエースとジョーカー達の誕生、それによる超人排斥運動の激動の50年代を乗り越えたアメリカ。やがて訪れるのはドラッグ、ヒッピームーブメント、そしてロックンロールに彩られた60年代。現れる新たなエース、知られざるエース、そしてエースを狩る者。力を自分の為にのみ使う者、他者への為にのみ使う者。ジョーカータウンに押し込められた肉体的変容を遂げたジョーカー達。未だ混沌そのものの中、それでも小数のエースやジョーカー、そして多数のノーマル達は日々を懸命に生きようとしていた(以下コメ欄に余談)。2017/08/22

SINKEN

6
【総評】★☆☆☆☆【感想】上巻に続いて読みにくさが勝り、途中で断念。戦後アメリカを舞台に未知のウイルスが引き起こす混乱を複数の作家がそれぞれに描いているのだけど、ローダンシリーズのような一貫性がなく、時代もキャラもまちまちで、何が言いたいのかイマイチ掴めず。面白さが分かる人は教えて下さい。2019/12/14

tegi

3
ジェットボーイを中心に古き良きヒーローへの憧憬が色濃かった上巻に比べ、セックス・ドラッグ・ロックンロールな時代背景にあわせてか退廃と異常の空気が立ち込めている。パペットマンの堂々たる悪役ぶりに興奮する「あやつり」がベストか。しかし一番盛り上がるのは堺三保による解説や年表を読んでいるときで、次巻では邪神登場という情報に歓喜の声をあげてしまうのだった。ほんとどこかで復刊してくれないかなあ。2011/11/29

orange21

2
アメコミ世界観を現実に載せた場合どうなるのかをSF作家がこねくり回した連作長編。短編集ではなく連作短編、あるいはどちらかというと連作長編なのがユニークな点。別々の作家が手掛けたにも関わらずキャラクターは何度も登場し、事件やキャラの経歴は引き継がれるので1冊のバラバラに読んでも意味はとれないだろう。元々はTRPGだという所からも受け取れるナード風味が面白い。多分凄いハイコンテクストな小説なのでアメコミやアメリカというものに詳しい方が楽しめるんだろう。2016/09/23

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