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創元SF文庫
任務外作戦〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 462p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488698164
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

皇帝の結婚式を目前に慌ただしいマイルズ。だか彼自身も、コマールで出会った未亡人エカテリンに求婚しようとしていた。複雑なヴォルの駆け引きも絡み、果たしてその行方は?

内容説明

皇帝の結婚式を前にバラヤーに戻ったマイルズは、コマールで出会ったエカテリンに求婚しようとしていた。だが、相手は夫を亡くしたばかり。とりあえず搦め手から攻めようと、屋敷の庭園デザインを依頼することにした。彼女が落ち着いたころに、結婚を申し込めばいい。計画は完璧なはずだった。ところが、求婚者たちが彼女のまわりをうろつきはじめたのだ。マイルズの恋の行方は。

著者等紹介

小木曽絢子[オギソアヤコ]
東京女子大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず1号

21
自家本)ヴォルコシガンシリーズで初めての恋愛編・・だったよね。 女心の判らない僕にはどうなることやらとハラハラして読みましたが、本当にマイルズって女心が判らないんだなと同情しました でも多分下巻ではなんとかなるんでしょうね。今図書館で借りてる本を読み終えたら読み始めよう、楽しみだ(´∀`*)2014/06/26

鐵太郎

16
あー、マイルズはお喋りなんだねぇ、聴聞卿という立派な立場になっても、誰かになにかを打ち明けたくてたまらないって感じ。そこへ、ボケたイリヤンの見事なツッコミが入っちゃって、もうてんやわんや。さて、これをどう収拾するのか。誰が収拾するのか。 (たぶん、あの二人だろう、と思ってますw)2013/03/28

くたくた

15
感想は下巻で。2017/02/09

夜の女王

15
☆☆☆☆ 上巻は、大きな政治問題も無くマイルズの求愛ドタバタ騒動に終始。チェスの駒のように人を動かすのが第2の天性みたいな彼なので、エカテリンをゲットするためにあれこれ計画するが・・・結局、思わぬ方向から奇襲攻撃を受けて自爆。『恋愛と戦争ではあらゆる戦術が許される』と言うけど、自分からべらべら喋ってる(イワンみたい)んじゃぁね~・・・。一方マーク、こっちはさっさとプロポーズした方が丸く収まるような気がするけど。何にしても下巻が楽しみ。ところで、表紙のイイ男はマイルズ?ちょっとスラッとし過ぎでは?2013/04/05

本の蟲

13
『ヴォルコシガン・サガ』邦訳第12作。シリーズの魅力はなんといってもマイルズの活躍だが、同時にじたばたと悪戦苦闘しているところで、今回に至っては笑うしかない。コマールで出会った未亡人に求婚を目論むマイルズ。目論むといったのは誇張でもなんでもなく、いつも以上に姑息に小細工を弄して距離を詰めようとする。しかしその完璧な計画(というか妄想)は次々と破綻していく。屋敷に招いた日には、おもしろがった使用人が相手を見ようと玄関に全員集合し、釘をさされてへそを曲げた従弟のせいで、恋のライバルが彼女の周囲に現れ出し(続①2020/11/19

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