内容説明
ファルコンズワードを離れ、少年を装って続けていた旅の日々にも、終止符が打たれるときがやってきた。ロミリーは、ソードウーマンの誓いをたて〈剣の姉妹〉のメンバーとなる。そしてカロリン王の女鷹匠として迎えられるが、ハスター家の争いは、超能力兵器をもちいた全面戦争へと向かつつあった。少女の成長を綴ったブラッドリー入魂の大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
7
これは、キルガード丘陵のファルコンズワードの領主ミカエル・マッカラン卿の娘、ロミリー・マッカランの物語。鷹と心を通じさせる「ちから」を持った彼女は、どんな道を選ぶのか。 ──なんの力もないはずの少女が、人に頼らず自分の考えで自立して生きることを選び、時代の流れの中で鍵となって生き抜く。これはダーコーヴァのテーマなんでしょうね。モチーフは変わっても何度も繰り返されます。それもまた良き哉。(笑) 2011/07/29
でんか
5
蔵書整理で再読中。少女の成長譚。男と偽って旅をしています。良い雰囲気だと思った相手は、彼女を少年と思って関係をつなごうとしただけで、女だとわかったら興味を無くした、というくだりがあって、ちょっとびっくり。それはさておき、最後の最後の展開はあんまりにも急でナゾでした。2017/10/20
ホレイシア
3
このシリーズ、重要な小道具に「マトリクス」が使われていて、同名の映画がはやった後も、私にとってはこの物語につながる言葉です。2008/01/05
冬至楼均
1
余韻の残る終わり方。父と再会して和解するところも書いて欲しかった気がするが、あまりに弱っていて同情を買うほどだったのかも。2013/01/24
-
- 電子書籍
- おもいがおもいおもいさん 5巻 ヤング…
-
- 和書
- キャラ勉!抗菌薬データ