創元推理文庫<br> オルドーンの剣

創元推理文庫
オルドーンの剣

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488690083
  • NDC分類 933

内容説明

コミン評議会の要請により、一人の男が外世界からダーコーヴァへと帰還する。ルー・オルトン―かつての最高権力者、ケナード・オルトンの嫡子である。6年前、ひとつの都市を破壊しつくし、最愛の妻と彼自身の左手を奪った、あの忌まわしい事件に、最後の幕を引くときがきたのだ…。ヒューゴー賞候補ともなったダーコーヴァ歴史絵巻中の白眉。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

9
この本は、マリオン・ジマー・ブラッドリーが15歳の頃にすでにその原型が書かれていたものだそうです。1945年のことだそうですから、第2次大戦が終わった年ですね。それから17年たって、いろいろな変遷を経て、この本はダーコーヴァ年代記の一冊として出版されたのだそうな。そのためか、作者の若さというか、人間を見る目の幼さを感じてしまう。残念。 (-_-); 2009/06/17

でんか

4
蔵書整理で再読中。ケナード・オルトンのその後がちょこっと。彼の血を継ぐ者が帰ってくる。そしてハスター家のひとびともともに。ハスターの後継者の時系列的には後になる話なのですが、刊行はこっちが先なんですよね。2017/10/20

たっつみー

3
ダーコーヴァ年代記中作者の最も思い入れが深いであろう作品。本来であれば長いシリーズのクライマックスになるべき作品だがシリーズ当初の刊行。出版順に読むよりもシリーズ内の年代順に読んでいく方が分かりやすいかも。またいつか出てくるであろう登場人物たちを覚えていられるか不安。2020/01/08

ホレイシア

3
シリーズ中、特に好きだったように記憶する。何せ大昔なもので。2008/01/05

こみ

2
ダーコーヴァ年代記がまったく年代順に刊行されていないと知り、とりあえず評価が高いと聞いた本書を年代記3冊目に選んで読んでみた。しかしまるで他の本で語られているかのような逸話の仄めかしの数々と、やはり詳細には語られていない独自の科学や特殊能力、さらには日本語訳したためかもしれないが似たような名前の主要人物が多くて、混乱と置いてけぼり感が最後まで続き、物語世界にまったく没入できなかった。訳者との相性もあるかもしれない。2023/07/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/524357
  • ご注意事項