感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
4
83年の500円の初版を読んだ。「神のごとき人々」三部作の一作目となる。カバーは主人公と行動を共にする有翼人で、本文では皮膚は白色と書いてある。地を行くは“破壊者”側のヘッド・アイだが、これの描写も本文とは微妙に違う。未知なる脅威(やがて現実となる)に対し、地球が近隣宇宙種族の音頭を取って立ち向かう話。ド直球スペオペのハイテク有りきの運用が巧みで、展開に破綻が無くすごく面白い。とても東側の作品とは思えない。本書での序段階の完結と、伏線を回収すべく続編への期待がいや増す構成も見事である。★★★★☆☆2017/04/08
Kenny00h
1
ソ連のSFにしてはヒネたところがない、ストレートなスペオペ。主人公はなんかヒネてるけど。面白いかと言えば、ちょっとねー。ま、ソ連にもこういうSFがあったんだな、ということで。2014/06/14
InfiniteLibri
1
SFと言えば何となく米国のモノという先入観もあったけど、本作とか北亜細亜の大国にも眠っていたのだなと思った。