出版社内容情報
バルト海、北海、地中海、大西洋。ヨーロッパの世界支配を生んだのは海だった! 異文化交易を担った国際商人の視点で世界史を描く。近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易のネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化――。
ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。まったく新しい海事史(Maritime History)入門。
序章 地中海・北海・バルト海・大西洋
第一章 「近代世界システム」の限界
第二章 北海・バルト海・地中海の商業
第三章 大西洋経済の形成とヨーロッパの一体化
第四章 アジア・太平洋とヨーロッパ
第五章 世界の一体化とイギリス
終章 海からみた世界システム
玉木 俊明[タマキ トシアキ]
著・文・その他
内容説明
近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易のネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化―。ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。まったく新しい海事史(Maritime History)入門。
目次
序章 地中海・北海・バルト海・大西洋
第1章 「近代世界システム」の限界
第2章 北海・バルト海・地中海の商業
第3章 大西洋経済の形成とヨーロッパの一体化
第4章 アジア・太平洋とヨーロッパ
第5章 世界の一体化とイギリス
終章 海からみた世界システム
著者等紹介
玉木俊明[タマキトシアキ]
1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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