講談社選書メチエ<br> 海洋帝国興隆史―ヨーロッパ・海・近代世界システム

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講談社選書メチエ
海洋帝国興隆史―ヨーロッパ・海・近代世界システム

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585903
  • NDC分類 230.5
  • Cコード C0322

出版社内容情報

バルト海、北海、地中海、大西洋。ヨーロッパの世界支配を生んだのは海だった! 異文化交易を担った国際商人の視点で世界史を描く。近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易のネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化――。
ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。まったく新しい海事史(Maritime History)入門。

序章  地中海・北海・バルト海・大西洋
第一章 「近代世界システム」の限界
第二章 北海・バルト海・地中海の商業
第三章 大西洋経済の形成とヨーロッパの一体化
第四章 アジア・太平洋とヨーロッパ
第五章 世界の一体化とイギリス
終章  海からみた世界システム


玉木 俊明[タマキ トシアキ]
著・文・その他

内容説明

近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易のネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化―。ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。まったく新しい海事史(Maritime History)入門。

目次

序章 地中海・北海・バルト海・大西洋
第1章 「近代世界システム」の限界
第2章 北海・バルト海・地中海の商業
第3章 大西洋経済の形成とヨーロッパの一体化
第4章 アジア・太平洋とヨーロッパ
第5章 世界の一体化とイギリス
終章 海からみた世界システム

著者等紹介

玉木俊明[タマキトシアキ]
1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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masabi

16
【概要】海と海運業の観点からヨーロッパの覇権の推移を解説する。【感想】筆者は国家に焦点を当てる近代世界システムとは異なる民間の商人ネットワークが果たした役割を強調する。バルト海、北海、地中海と交易の中心が移動するにつれ覇権国家も移り変わる。ヨーロッパを離れて大西洋交易、アジア交易が勃興すると海賊の取締といったシーレーンの確保など国家の役割が大きくなり、覇権国家も経済的軍事的大国となってくる。また、物流の改善、電信の敷設により情報の通信速度が増し世界が一体化した。2023/04/09

ケニオミ

15
本書を読むことにより、今まで断片的だった地域の歴史が一つにまとまったような感慨を覚えました。今まで歴史の表舞台に出てこなかった地域でも、視点を変えることにより、異なった容貌をみせてくれるんですね。知識が一杯詰まった一冊です。何度も読み返すべき一冊かもしれません。2015/01/19

Tomozuki Kibe

6
ウォーラーステイン批判を土台にした、覇権国家の変遷をえがく。オランダを世界帝国から外しているの点。電信による世界経済の統一を強調している点は新鮮。アジア関係が弱いと思った。2022/08/23

しもふさ

4
世界システムを解き明かそうとする本を読むといつも思うのですが、スケールが大きくてなんか物語を読むような感じになってきます。欧州の後背地としてのバルト海の記述は面白かったです。2016/08/27

さとうしん

4
海洋帝国としてのポルトガルの再評価、イギリスがヘゲモニー国家となるうえで電信が果たした役割など、読みどころは多い。第四章で触れられている三角貿易とアヘン戦争との関係について、アヘンの取り引きが当時の中国の貿易赤字の原因のすべてというわけではないのではないかという指摘が注目される。今後更なる研究の進展を期待したいところ。2015/06/13

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