感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
39
「コンラッド消耗部隊」第三作目。コロナ禍の上に夫の病後の療養生活で気分が止めどなく下降状態。何とか上昇したくてこのシリーズを再読。私の大好きな“人類播種テーマ”付き!“戦争ゲーム”ではコンラッドとスミス大尉が大活躍!あと、コンラッドが“反地球”って言ってる。そう言えば“反地球シリーズ”もあったなぁ。押入れか物置にあるかもしれない、探してみようかな。2021/08/24
植田 和昭
22
タンタロスの輪とクレイトスの巨大生物は読んだことがあったので第3作に挑戦。楽しい読み物でスラスラ読めました。コンラッド消耗部隊、つわものぞろいです。超光速通信はできるようですが、超光速で飛ぶと精神に異常をきたすようです。なかなか面白かったので、第4作も読んでみたいです。挿絵もあってとても楽しめました。スペースオペラみたいな作品が日本ではないので誰かに書いて欲しいです。でも今は本が売れない時代だからなあ。2020/03/19
ニミッツクラス
19
80年(昭和55年)の300円の初版を読んだ。“コンラッド消耗部隊”4部作の3巻目で、エイヴァリー名義のEクーパーの作。挿画が8点で、訳者が石田氏に復活。初巻で異星怪獣、2巻目で破壊工作員と無人防衛機構への対処を出した。本書ではとうとう脳ミソ筋肉な北欧系原住民を出してしまった(もうアウトな案件!)。そして邦題にある“戦争ゲーム”を迎える。新機軸なのは、主筋の裏に人類の起源や社会的差別(性と能力)の解消を幾分匂わせせた事。コンラッド司令官は発達障害だと思う。情緒的にはクワンゴの方が安定している。★★★★☆☆2020/07/17
kagetrasama-aoi(葵・橘)
4
コンラッド消耗部隊シリーズ、第三作目。今回は、”人類播種テーマ”のオマケ付き。でもこの作者様、回収していないんですよね、そこがちょっと不満です。ところで、惑星ゼロスでの結末は納得のいくものでしたが、ゼロスの文化をこういうものにしたので結果オーライ!実際には、異星人が殺略って駄目でしょう!コンラッドの個性を活かしたお話ですから、面白く書かれているとは思いますが。〈ゲーム〉の場面はほんとコンラッドとスミスの活躍、すごく楽しく読みました。2016/05/29
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- 和書
- 東京都湯沢町