感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
17
80年(昭和55年)の260円の初版。本書は“コンラッド消耗部隊”4部作の初巻で、Eクーパーによるリチャード・エイヴァリー名義の作品。挿画が8点。エクスペンダブルズ物で、“消耗部隊”と言う表現も当時は新鮮だった。地球は資源が枯渇し土地も疲弊。超光速の航宙技術はあるが、操船はロボットで人間は無重力下の人工睡眠。新天地探求の任を負ったわけ有り主人公らは、16光年離れたアルタイル星系のクレイトス(第4惑星)へ540時間の旅。到着後はデス・ワーム相手にお約束の…つまり誰が消耗するのかドキドキの展開。★★★★☆☆2020/07/03
植田 和昭
9
四部作全部読みました。第一部も以前読んだはずなのですがすっかりわすれていました。コンラッド消耗部隊すごいなあ。コンラッド司令官の指揮ぶり。インディラ大尉の副管としてのするれた働き。コンラッド消耗部隊ならではです。最近はこういうう優れたSF作品がないので退屈しています。昔は読みたい本が山とあったよなあ。今ではSF海外コーナーはさみしい限り。アシモフでも読もうかなあ。2023/11/12
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×4.5…著者はある人の変名です。つまり、別名義作。かなり訳ありの弩級凸凹メンバーが世紀末を迎えた地球の移住先を探すためにまさに「消耗部隊」として活躍する物語。ちょびっとコンラッドがスケベ(笑)なのは気になるところですがね。私的に好きな人物は生態学のエキスパートのカートね。ちょっと性格の悪さは目に余りますがアクのあるやつ、嫌いじゃないからね。しかしながらタイトルにもでてくるあいつ、パッと見のイラストではあまり気持ち悪くないのですがメンバーの皆様は大変なことに。何が気持ち悪いんでしょうか…2013/06/01
buccoroli
1
高校時代夢中になって読みふけった(;´Д`)もう一度読みたい
大河内アキラ
1
先日、Sスタローンの映画「エクスペンダブルズ」を借りて見た。けっこうがっかり。で、「やっぱり、エクスペンダブルズといえばこれだよな」と本棚の奥から探し出してきたのがこのシリーズ。10年ぶりぐらいに読んだが、やはり面白い。もう30年以上前の作品で、古典的内容なのかもしれないが、それでも未知の世界へ人類が進出する話には、ワクワクさせられるものがある。設定を現代風にして、ぜひアメリカでドラマシリーズにしてくれないかなぁ。あ、ドラマ化には登場人物が少なすぎるか、、、作者「リチャード・エイヴァリー」は、「アンドロイ2012/02/14
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