出版社内容情報
ようこそ、美しき退廃の市へ――
J・G・バラードの記念碑的名作に捧げられた、
70年代が生んだ幻の都市SF、ついに邦訳!
砂漠の果て、大海をのぞむ崖の上に、遠未来都市〈シナバー〉は忽然と姿をあらわす。機械知性によるゆきとどいた管理と、抗老化処置が約束する永遠の生命。満ち足りていたはずの都市生活はしかし、メランコリアと退廃に蝕まれてゆき──バラードの名作〈ヴァーミリオン・サンズ〉の影響のもと、ネビュラ賞作家ブライアントが情感ゆたかに描きだした、幻のSF連作がついに邦訳! 著者序文=エドワード・ブライアント/解説=大野万紀
【目次】
内容説明
砂漠の果て、大海をのぞむ崖の上に、遠未来都市〈シナバー〉は忽然と姿をあらわす。機械知性によるゆきとどいた管理と、抗老化処置が約束する永遠の生命。満ち足りていたはずの都市生活はしかし、メランコリアと退廃に蝕まれてゆき―バラードの名作〈ヴァーミリオン・サンズ〉の影響のもと、ネビュラ賞作家ブライアントが情感ゆたかに描きだした、幻のSF連作がついに邦訳!
著者等紹介
市田泉[イチダイヅミ]
1966年生まれ、お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家
ブライアント,エドワード[ブライアント,エドワード] [Bryant,Edward]
1945年ニューヨーク州生まれ。68年にワイオミング大学で修士号を取得。クラリオン・ワークショップに参加する。79年に「石」が、その翌年に「ジャイ‐アント」がネビュラ賞短編部門を受賞。詩的かつ印象的な短編の名手として知られ、ほかに詩、ノンフィクション、批評、評論も執筆する。2017年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
rinakko
迦陵頻之急
はみ餅