感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえすとろ
10
1961年にアーウィン・アレンが制作し、アメリカ20世紀フォックスが配給した人類滅亡の危機に立ち向かう原子力潜水艦とその乗員たちの冒険を描いた空想科学映画『地球の危機(原題:Voyage to The Bottom of The Sea)』のノベライゼーション。 アーウィン・アレン、チャールズ・ベネット共同随筆による脚本を基にSF作家のシオドー・スタージョンがノベライズ。映画のヒットからテレビシリーズ化され、その人気から日本では映画公開後4年経って1965年に刊行されたのが本書。 2013/09/25
鐵太郎
10
あとがきで本の内容を面白く紹介したあとで、幻想SF作家であるスタージョンがこんなノヴェライズSFをなぜ書いたのか、と解説しています。これもまた、いかにも彼らしいSFである。なぜなら、この作人の主人公は原子力潜水艦という言語を絶する非人間的怪物であり、それにSFにはつきものの、ネルソン提督という、れっきとした気違い科学者(マッド・サイエンティスト)がいるではないか、と。 なぁるほど。(笑)2007/08/29
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