内容説明
バブ・キンネアドの体内には、すぐれた知性を持つゼリー状の知性体が住みついていた。二人は生体を共有して生きていたのだが、それがうまく機能しなくなりはじめたのだ。免疫反応がなくなり、しだいに弱りはじめるバブ。彼の命を救うには、七年前に行方不明となった知性体の宇宙船を探しだし、母星の科学者と連絡をとらなければならないのだが!?傑作『20億の針』の続編登場。
著者等紹介
小隅黎[コズミレイ]
1926年金沢生まれ。1950年東京工業大学卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
29
「20億の針」の続編。2023/09/17
kanamori
2
☆★2011/11/05
kagetrasama-aoi(葵・橘)
2
”二十億の針”がとっても面白かったので、物凄く期待して読んだこと思い出されます。78年にアメリカで出版され(正篇の出版から28年後)、日本では79年に翻訳され出版、日本人の期待が推し量られますよね。で、かなり残念なお話。バブの恋愛?みたいなお話が絡むんだけど、クレメントは恋愛物は苦手ですよね、これを読む限りでは。正篇が傑作で、続編期待してよんだらがっかりの典型だと思います。でも、バブと捕り手のその後が知ること出来たのは、素直に嬉しかったです。2016/05/21
戸田健太朗
2
終わったドラマにこれ以上なにを求めるのか?と思ってたけどやっぱりたいしたサスペンスもミステリーも起こらない。そらそうか。消化試合みたいな続編。なんでこんなん書かしたのか。2012/04/23
洪七公
1
読了1985/12/31