創元SF文庫<br> 地球幼年期の終わり (新版)

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創元SF文庫
地球幼年期の終わり (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488611040
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

宇宙に進出しようとした人類の前に、突如として未知の大宇宙船団が主要都市の上空に下りてきた。彼らは他の太陽系から来た生命体で、人類とは比較にならない高度な知能と科学力をもつ全能者だった。彼らは地球を全面的に管理し、ここに理想社会が出現したが、その姿を人類の前に現すことはなかった。この全能者の真意は? SF史上にその名を残す不朽の傑作。

内容説明

宇宙進出を目前にした人類。だがある日、全世界の大都市上空に未知の大宇宙船団が降下してきた。“上主”と呼ばれる彼らは遠い星系から訪れた超知性体であり、人類とは比較にならない優れた科学技術を備えた全能者だった。彼らは国連事務総長のみを交渉相手として人類を全面的に管理し、ついに地球に理想社会がもたらされたが。人類進化の一大ヴィジョンを描くSF史上不朽の傑作!

著者等紹介

クラーク,アーサー・C.[クラーク,アーサーC.] [Clarke,Arthur C.]
1917年、イギリス生まれ。46年に短編「抜け穴」でデビューし、以来アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインと並び称されるSFの巨匠として、豊富な科学知識を駆使したハードSFを発表しつづけた。ヒューゴー賞とネビュラ賞の同時受賞を2度達成したほか、86年には自らの名を冠したアーサー・C・クラーク賞が発足、さらに98年にはナイトの称号を授かるなど、数々の栄誉を受ける。2008年没

沼沢洽治[ヌマサワコウジ]
1932年東京生まれ。東京大学文学部英文科卒。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

82
海外SFというくくりでは代表作の一つと言ってよいメジャーな名作を今回初読み。SFというジャンルの入口としてこの作品を読んでいたら衝撃的なのだろうと思いつつ、「なんかスケールの大きい系SF」のひとつかなという印象。文明の進化の在り様に哲学ともスピリチュアルともくくりづらい精神的要素を絡めるのもSFのひとつの流れか。壮大なクライマックスを通して響いてくるのは絶望感なのか悲壮感なのか、希望的ではないけれど負の感情も抱かない不思議な結末という意味で独特な感触ですね。『よくできました』2017/09/24

hit4papa

62
異星人に席捲された世界を描いたSFです。異星人V.S.人類の構図を思い浮かべてしまいますが、さにあらず。異星人たちは、人類との友好関係を築きながら、なおかつ世界の技術的な発展にも寄与していくのです。何故、異星人は人類を導いていこうとするのか。人類に原初の恐れを抱かせる異星人の姿形は、何を意味するのか。その問いに答えつつ、徐々に異星人の意図が明らかになっていきます。人類の絶望と希望が綯い交ぜになった哲学的ともいえるラストは、読み手に宇宙の深遠さに思いを馳せらせ、忘れ難いものとしています。2017/06/19

p.ntsk

57
【ハヤカワ文庫(福島)/光文社古典新訳文庫(池田)/創元SF文庫(沼沢)読み比べ】1969年に翻訳刊行されたものを2017年に新版として刊行されたもの。物語の始まりの時代設定を米ソ冷戦時代のプロローグがある旧版に拠っています。訳文の見直しをされているので読みやすい訳になっていると思います。旧版の設定でこなれた訳で読みたいなら創元SF文庫沼沢訳(新版)がいいかもしれません。壮大なスケールで人類の行く末を描いた本作は後の多くの作品に影響を与えたSF史上屈指の名作だと思います。 2018/11/15

催涙雨

47
それぞれの部に独立したテーマおよび内容を包含しているためひとつひとつに独立した面白さもあるが、それらが数珠つなぎになって生み出される壮大な物語の果てにある衝撃がやはりこの作品の一番素晴らしいところ。結末に近付くにつれ何もかもが終焉を迎えるような寂寥感が強くなり、読み終えてしまうのがもったいなくて仕方なかった。大宇宙からすれば人類など砂の一粒の価値もないのかもしれないが、われわれがもつあたたかな“人間性”は茫洋とした進化にも変えがたい価値あるものだと改めて思う。いずれ他の訳でも読みたい。2018/05/24

JACK

28
◎ 世界中の空を覆い尽くす宇宙船団。それは人類を遥かに超える科学技術を持つ全能者「上主(Overlord)」との遭遇だった。上主はその姿を見せることなく、国連事務総長だけを交渉相手とし、人類に様々な恩恵を与え、管理していく。上主によって戦争、差別、貧困、宗教が消えた世界は一見して平和だが、彼らの思惑や姿を見せない理由は分からない。人類の進化をテーマに三部構成で描かれる壮大な物語。第一部では上主によって混乱する世界を描き、第二部はその50年後を、第三部は衝撃的な人類の進化を描きます。読み応えあり。2018/08/31

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