創元SF文庫
宇宙船ビーグル号の冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488609016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

62
アンソロジー『黒い破壊者』を先に読み興味を持って。短編には登場しなかったグローヴナーを主役にすることでビーグル号の内部の政治抗争がメインになったようですね。ケアルの他にも次々と宇宙生命が登場し、息もつかせない展開でした。イクストルがエイリアンみたいだなぁと思ったら、そのことも解説で触れられていました。ケアルは怖さと美しさを合わせ持っていて、やっぱり魅力的。断トツでイクストルが気持ち悪いなぁ…2018/01/06

bookkeeper

29
★★★☆☆ 再読。「宇宙…それは人類にとって最後の開拓地である」と若山弦蔵さんのナレーションが聞こえてきそう。千人の乗組員を乗せた宇宙船ヴィーグル号の冒険譚。 お話しとしては1話・3話が面白い。敵対するモンスターが、人と同じように飢え、怒り、怯え、歓ぶ姿を活写しているエピソードの出来がいいのだと思う。中でもクァール(ケアル)!狡猾で誇り高いあの姿…! 不満は、各方面のプロが協力する話しが好きなのだが、主人公のスキルが一極集中で高いこと。あと、船内の権力抗争とかあまりワクワク出来ないんです…。2019/04/15

波璃子

20
宇宙人との闘いもあり、人間同士の争いもあり、古典として読むべきSF。ヴァン・ヴォークトといえばこの作品というイメージがあるけど、個人的には「スラン」の方が好み。2017/11/05

鐵太郎

17
懐かしいですね、この世界。今から見るとまるっきり時代遅れの概念もありますが、なにしろ太平洋戦争が始まる前から戦後にかけての遠い昔に書かれたSFです。多少の古さはしかたない。若い新鋭の科学者が、頑迷固陋の年長者に生意気だと叩き潰されそうになりながらも、最後にそれを手玉にとって大活躍する、という筋立ては、いま読んでみても痛快です。しかもグローヴナーは常にただ一人正解を見抜く、となったらもうこたえられない。こんな世界を楽しめる、素敵なSFが昔あったのですよね。2011/05/29

Dai(ダイ)

10
個人的には「スラン」の方が遥かに面白かった。人間の行動があまりにも短絡過ぎて 物語りに入り込めなかった。2013/04/07

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